- 子供の歯磨きをするのに口を大きく開けてくれない。
- 子供の歯磨きに時間がかかって疲れる
今回は、こんなお悩みを解決していきます。
小児の歯磨きをするときの悩みの一つに、「子供が口を大きく開けてくれない」というのがあります。
口を大きく開けてくれないので、歯磨きをするのに時間がかか離、大人は疲れるし、子供はさらに嫌がるということはありませんか?
子供の口を大きく開けるポイントは、「頭を後ろに傾ける」です。
試しに、顔を前にくけた状態で口を開けるのと、うがいをする時のように「頭を後ろに傾け」て口を開けるのとでは、どちらが開けやすいかやってみましょう。
これは、身体の構造的に、頭を後ろに傾ける方が開けやすくなります。
なので、歯医者さんの椅子もこのような体勢になります。
ということで、今回は、子供の歯磨きをするやり方を、整体師目線で解説していきます。
人の身体の構造を知り、少し工夫するだけで、毎日の子供の歯磨きが、やりやすくなる方法を、整体歴25年の私が、分かりやすく解説していきますねので、是非、最後まで読んでください。
それでは、解説に入ります。
子供の歯磨きをしやすくする「やり方」
子供の歯磨きをしやすくするやり方は、頭を後に傾けることです。
具体的には、食事などで口を開ける時は、下顎が動いて、上顎はほとんど動いていない状態です。
これを「うがい」をする時のように、頭を後ろに傾けて上を向くと、上顎の動きも加わり、口が大きく開きます。
こうすることで、口が大きく開き、子供の歯磨きがしやすくなります。
子供の歯磨きをする時に、大人の膝の上に頭を乗せると、上記の頭を後ろに傾けとは、逆の頭が前に倒れる状態になると、下顎の可動域が制限されて、口が開きにくくなります。
なので、子供の歯磨きをする時は、膝の上に子供の頭を乗せず、床に寝かせてするのがおすすめです。
子供の歯磨きをする時の注意点
子供の歯磨きの注意点は、次の通りです。
●子供の歯磨きの注意点
- 口に指を入れる
- 顎を押さえて口を開ける
口に指を入れる
子供の歯磨きの注意点1つ目は、「口に指を入れない」です。
子供の歯磨きをしながら、口を閉じないように、指を入れて、閉じようとすると、歯を押して口を開らけてしまいがちです。
軽く押しているつもりでも、小児にとっては物凄い力であり、顎関節にも大きな負担がかかります。
虫歯にならないように、一生懸命に歯磨きをすることが目的となり、顎を痛めてしまわないように気をつけましょう。
顎を押さえて口を開ける
子供の歯磨きの注意点2つ目は、「顎を押さえて口を開ける」です。
子供が一度、開いた口をキープするために、顎のあたりを指で押さえてしまいがちです。
長時間、大きく口を開けるのは、顎に物凄く負担がかかります。
もちろん、嫌がる子供の歯磨きをするのは大変だとは思いますが、知らず知らずのうちに、繰り返し子供の顎に負担をかけることで、顎のトラブルの原因にならないように、気をつけましょう。
子供の歯磨きをしやすくする「やり方」まとめ
今回は、子供の歯磨きをしやすくする「やり方」について解説しました。
●子供の歯磨きをするやり方
- 子供の口を大きく開けるポイントは、頭を後ろに傾ける。
- 大人の膝の上に頭を乗せると、頭が前に倒れて口が開きにくい。
●子供の歯磨きの注意点
- 口に指を入れる
- 顎を押さえて口を開ける