【音がする】変形性股関節症はどんな症状が起きるのかチェックしてみよう

あかり
よく変形性股関節症って聞くけどいったどんな症状がでるのだろう?

 

しらひげ先生
変形性股関節症では太ももの痛みや特徴的な歩き方などさまざまな症状が起きるよ。
このページで変形性股関節症の症状に関して説明していくのでチェックしてみてね。

変形性股関節症が好発年齢は?何歳から起きる?

変形性股関節症は股関節の軟骨がすり減って骨が変形してくる病気で、

レントゲン検査などで「軟骨がすり減ってきていますね」と診断されるのが50〜60代の方に多いです。

 

骨の変形は急に起きるのではなく長い時間をかけて徐々に進行していきます。

 

なので、変形性股関節症を起こす人は30〜40代の頃から股関節の違和感や痛み症状を持っていて

その状態が徐々に悪化して変形性股関節症へと進行していきます。

 

私が整体師として患者さんを診させて頂いていて、

早い方で45歳ごろから変形性股関節症の初期症状が出ている方が多いです。

 

特に、

  • 保育士
  • 介護士
  • 清掃
  • 工場での作業
  • アスリート(野球、ゴルフ、マラソン、剣道、バドミントン)

の方に多く診られる傾向があります。

 

変形性股関節症の特徴な歩行(破行 はこう)

変形性股関節症の特徴として異常歩行があります。

 

初期のころは足を引きずるような歩き方や、

体重を乗せると痛みがでるのでかばうような歩き方をします。

 

骨の変形が進んでくると股関節の動きが悪くなって、

歩行時の蹴り出しがうまくできなくなるために、

 

破行(はこう)といって身体を左右に大きく振るような歩き方をするのが特徴です。

 

脚長差(足の長さが違う)

足の長さが違うには2種類あります。

詳しく解説していきますね。

背骨や骨盤のゆがみタイプ

日常生活での繰り返しの動作や癖などにより

背骨や骨盤のゆがみがあることで脚長差が起きます。

 

具体的にやってみましょう。

  • 真っ直ぐに立つ。
  • 片方の脚に体重を乗せて身体を横に倒していく
  • 体重を乗せていない方の脚が浮いてくる

この仕事などで繰り返しこの状態が続くと、

ゆがみを作って脚の長さにも差が出てきます。

 

こちらのタイプが非常に多いです。

 

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変形タイプ

股関節の軟骨がすり減って骨と骨がぶつかっている状態。

変形性股関節症の中末期の状態です。

 

レントゲン検査で骨の状態を診るとしっかりと分かります。

加えて背骨や骨盤のゆがみタイプがあると脚長差は顕著にみられます。

 

脚長差が大きい場合はインソールで調整するのもいいでしょう。

 

階段昇降がつらい(バランスチェック動画)

変形性股関節症になると股関節の動きが悪くなり、

階段の昇降がしにくくなります。

 

特に降りはツライと訴えられる方が多いです。

 

具体的には股関節を曲げる(太ももを持ち上げる)のがしにくくなります。

この状態で階段を降りると身体のバランスが上手く取れずに転倒しそうになります。

 

股関節が曲がって太ももが持ち上げられるかチェックしてみよう。

 

参考動画:バランスチェック

 

ポキポキ、ゴリゴリと音がする

音が鳴るのは2つのタイプがあります

詳しく説明していきますね。

 

筋肉や靭帯が硬くなる弾発股(だんぱつこ)

強い負荷や繰り返しの動作により、

股関節周辺の筋肉や靭帯が硬くなります。

 

この硬くなった筋肉や靭帯が股関節を動かすときに、

骨に擦れたり、弾かれたりして音が鳴ります。

 

硬くなった筋肉や靭帯がギターの弦のようなイメージで

動かすと弾かれる感じです。

 

関節の油ぎれ

元気な関節は滑らかに動くように潤滑油がうるおっています。

 

この潤滑油は体重を乗せて動かすことで、

関節からにじみ出るようになっています。

 

しかし、日常生活で動きが少なくなると潤滑油が出にくくなって、

関節がサビた状態になります。

 

関節がサビた状態で動かすことで、

股関節がパキパキ、ボキボキと音がなります。

 

痛む場所

股関節の奥の方が痛い

油切れで関節がサビた状態だと、

動きはじめやある一部の場所に当たると激痛が走ります。

この場合は股関節の奥の方に痛みを感じます。

 

太ももの痛み3つのタイプ

前側の痛みタイプ

股関節が少し曲がった状態で固まっていると、

太ももの前の痛みが出やすくなります。

 

デスクワーク前かがみの仕事をされている方に多く、

上向きで寝た時に脚を伸ばすツラかったりもします。

 

内側の痛みタイプ

太ももが内に向いた状態、脚を伸ばして上向きで、

寝た時につま先が内側を向いている状態。

 

内転筋(ないてんきん)と言われる筋肉に負担がかかり、

硬くなり痛みを起こしています。

 

外側の痛みタイプ

ガリ股、脚を伸ばして上向きで寝た時につま先が外に向いている状態。

外体重になっているので太ももの横の筋肉に負担がかかる。

靴底の外側がすり減りやすい方に起きやすいです。

 

臀部痛

股関節が動きにくいために歩行時のバランスが悪く身体を支えるのに、

お尻の筋肉を使うためにお尻の筋肉が硬くなり痛みを起こす。

 

また、椅子から立ち上がる時も股関節にしっかりと

体重が乗らないためお尻の筋肉に負担がかかりやすい。

 

膝(膝に水が溜まる)

股関節が変形していることで膝にも必要以上に負担がかかります。

 

例えば、股関節には身体を支える役割があります。

しかし、軟骨がすり減って身体の上手く支えられないことで、

その負担が膝へと及びます。

 

悪化すると膝に炎症ができて水が溜まった状態になります。

膝に水が溜まる場合は膝のお皿のやや外上に痛みや腫れがある、

膝の皮フにシワが無い状態だと水が溜まりやすい状態になっているので注意です。

 

もし、水が溜まったら「氷みず」で冷やすようにしましょう。

 

参考記事:冷却のお話し

 

腰痛の2つのタイプ

股関節から腰痛タイプ

人の身体は連動して動いています。

股関節が変形して動きが悪くなるとその負担が骨盤や腰にまで及びます。

すると、腰痛も現れてきます。

 

例えば、股関節が変形して曲がらない状態だと太ももが持ち上げられません。

すると段が上れません。

 

この時は腰を曲げると太ももが上げやすくなります。

このようにして腰でかばうことで腰痛を起こしていきます。

 

腰痛から変形性股関節症タイプ

もともと腰痛持ちで腰が悪くその影響で股関節に負担がかかり進行して、

変形性股関節症になったりもします。

 

例えば、縫製作業により長年、長時間座って作業をしていると、

腰椎が変形して固まります。

 

すると、骨盤の動きが悪くなり、股関節の動きも悪くなり、

関節の油切れを起こし変形性股関節症へと進行していきます。

 

浮腫(むくみ)

むくみは直接起きる症状ではなくて、変形性股関節症で痛みが強くなったり、動くのが苦痛になったことで、

歩行量が減り脚を動かさないことでおきます。

 

具体的には歩行で脚の筋肉を使うことで、

筋肉のポンプ作用で血液やリンパの流れがよくなります。

 

しかし、脚を動かさないとこの筋肉ポンプを使わないので、

リンパが滞りむくみを起こします。

 

座り方

変形性股関節症になると低い椅子に座りにくくなります。

 

お風呂の椅子やよく玄関にある腰掛け台など、

ちょっとしたところに座るのが苦痛になります。

 

また、あぐらで座ったときに股関節が開かないのも特徴の一つです。

 

 

まとめ

  • 30~40代に股関節の違和感や痛み症状があると、50〜60代には変形性股関節症へと進行していきやすい。
  • 脚を引きずる、身体を左右に振る歩き方など異常歩行をするのが特徴。
  • 脚長差がでる。
  • 痛みが出る場所は股関節の奥の方、太ももの痛み、お尻、膝などに起きやすい。
  • 腰痛は股関節が悪くなって腰に影響が及んだもの、もともと腰痛があって股関節に影響を及ぼしたものがある。
  • むくみは直接の症状よりも痛みなどにより活動量が減ってリンパが滞っている状態。
  • 座り方は低い椅子が座りにくい、あぐらで座ったときに脚が開かない。

などの症状がおきます。

気になる方はセルフチェックしてみてください。

 

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