(大阪市城東区 しらひげ鍼灸整骨院)
このサイトでは、整体師として20年間、施術に携わってきた私の経験を踏まえて、股関節症、腰痛症、産前産後骨盤などについて解説しています。
私は、長年、施術を行っていますが、実は、過去に慢性腰痛を患っていて、「もうこの腰痛は一生治らない」と、諦めている時期がありました。
整体師として、色々な施術を自分で行ってみたり、施術を受けに行ったりもしましたが、腰痛は一向によくなりませんでした。
そんな、腰痛が「ウォーキング」をきっかけに、グングンと良くなり、今は不安なく過ごせています。
このページでは、何をしても良くなず、もう治らないと、諦めていた慢性腰痛を、ウオーキングで克服した私の経験談について、お話ししていきます。
何をしても良くならない腰痛が、ウォーキングで良くなるの?と思うかもしてませんが、ウォーキングは、人の体で重要な関節である、「骨盤」・「背骨」・「股関節」を連動させて動かす、非常に理にかなった動きです。
あなたの、腰痛や股関節痛の改善のヒントになればと思いますので、是非、最後まで読んでください。
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腰痛の始まりは高校のとき
腰痛の始まり
私が腰痛を感じたのは、高校生のときです。
と、言うのも、クラブで柔道をしていたため、毎日の稽古やトレーニングで、体を駆使していました。
なので、常に筋肉痛と腰痛の状態でした。
毎日シップを貼って寝る
何やらお年寄りみたいですが、毎日、寝る前に、腰にシップを貼って、寝ていました。
貼らないと、翌日の腰の状態が悪くなっていました。
コルセットがないと不安な腰
柔道の稽古中は、必ずコルセットを、していました。
コルセットを着けないと、腰が抜けそうな感じで、とても不安な状態でした。
当時は、腰が痛いのは、スポーツをしているので仕方ない、と思っていました。
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腰が痛いのが当たり前
いつの間にか腰が痛いのが当たり前に
学生時代は毎日、激しい稽古で体を使うので、腰が痛くても仕方ない、クラブを引退すれば、治るだろうと思っていました。
しかし、高校卒業後、柔道をしなくなってからも、腰痛は全く改善されず、何もしなくても、常に腰が痛い、慢性腰痛持ちとなりました。
朝イチ腰痛
腰痛持ちの定番、朝イチ腰痛も辛かったです。
朝、目が覚めて、先ずは腰の状態の確認です。
慣れてくると、目が覚めた瞬間の数秒の腰の感じで、その日の腰の状態が分かります。
間違って、目覚まし時計の音で、飛び起きた日には、激痛で大変でした。
靴下をはくのがつらい
これも、腰痛持ちの定番です。
私は、特に右の腰が痛くて、靴下は必ず左からはきます。
朝、起きた時の腰の感覚と、靴下をはく感じが悪くなければ、その日は、まずまずの腰の状態で過ごせていました。
同じ姿勢がつらい
今になって分かるのは、腰骨が前屈みで固まっているので、これを伸ばす態勢になると、腰が痛くなっていました。
リクライニングのような椅子は、まだましなのですが、電車やバスのように、直角の姿勢で長時間座ると、直ぐに腰がだるくなって、つらかったです。
新婚旅行で、バリ島に行った、8時間のフライトは、とてもキツかったです。
治療家でありながら自分の腰痛は改善できず
仕事の体勢で腰痛が悪化
整体師の仕事では、ベットに寝ている患者さんを、施術するので、前屈み姿勢が多く、腰にものすごく負担がかかります。
仕事中は、常にコルセットをしていて、手放せない状態でした。
さまざまな施術を受ける
つらい腰痛を、改善したいと整体、マッサージ、カイロなど、さまざまな施術を、受けにいきました。
たくさんの勉強会に参加し、学びました。
自分で自分の腰に鍼をして、ケアしたりもしました。
その時は、少しマシになるけど、やっぱり根本的によくなることは、ありませんでした。
運動は常に行う
筋肉が落ちると、腰痛が悪化すると思い、運動は常にやっていました。
スポーツクラブに入会し、マシーンで筋トレ、腹筋・背筋トレーニング、水泳、出かける時は、ほぼ自転車(1時間ぐらいは平気)。
学生時代も、トレーニングをしていたので、運動をするのは、嫌いではありません。
運動をすると、根本改善するわけではないけど、少しは楽になっていたように、思います。
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この腰痛はもう治らないと諦めていた
こんな感じで施術を受けて、身体のことを学んで、運動をしても腰痛は改善されず、もうこの腰痛はよくなる事はない、と諦めていました。
ウオーキングとの出会い
出会いは突然
それは、友人の紹介で新しい治療セミナーに、参加したときのことでした。
内容は、「関節の動き」と「ウオーキング」、についてでした。
今まで筋肉へアプローチ、カイロプラティック、ストレッチなどを中心とした、施術法を学びましたが、関節の動きとウオーキングについては、初めてでした。
半信半疑でもやってみる
ウオーキング、つまり「歩く」という事は、あまりにも当たり前すぎて、何をしても改善しなかった、頑固な腰痛がよくなるとは、全く思っていませんでした。
が、せっかく学んだのだから、やってみようと思い、この日から、ウオーキングとセミナーで学んだ、腰骨の関節運動を始めました。
腰骨の関節運動は、ヨガなどでよく見かける動きですが、筋肉のストレッチではなく、「関節」というところに、意識を置くと感じが変わります。
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3週間ほど続けると少し朝イチの腰痛に変化
運動は嫌いではないので、毎日30分のウオーキングと関節の運動5分を、20日ほど続けたところ、朝の靴下を履く動作に、変化が出てきました。
ほんのわずかだけれども、動きがスムーズになるのが、感じられるようになりました。
まさかと思いましたが、とても嬉しかったです。
現在も腰痛はあるが不安はない
ウオーキングの習慣
それまでウオーキングの習慣は、全くなかったが、今は週に4回ほど40〜50分の、ウオーキングをしています。
腰痛持ちには変わりはない
現在も、全く腰痛を感じないわけでは、ありません。
子供の参観で、60分以上同じ姿勢で立っていると、腰がだるくなってきたり、布団が変わると、腰の状態が変だったりします。
それでも、以前のように、腰痛への不安はありません。
小さな痛みはあっても、大きな痛みになることはなく、日常生活でも、支障なく過ごせています。
もっと多くの人に知ってもらいたい
公共交通機関やパソコンの発達により、便利な世の中になった反面、歩く機会が減っています。
人の身体は、歩行不足になることで、さまざま不調を起こします。
お医者さんでも、特別な場合を除いては、ウオーキングを禁止されることは、ほとんどありません。
便利な世の中だからこそ、意識して歩くべきです。
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まとめ
長年の頑固な腰痛持ちで整体、マッサージ、カイロ、鍼、ストレッチなど様々な方面から、アプローチをするも、改善しなかった。
何をしても良くならないと、諦めていた頑固な腰痛が、ウオーキングを習慣化することで、楽になった。
現在も、腰痛はあるが、不安はない。
私と同じように、この腰痛は何をしても良くならないと、諦めているなら、ウオーキングを始めてみてください。