ズキズキと痛む【四十肩・五十肩】の原因や対処法を徹底解説

  • 2022年4月29日
  • 2022年7月27日
  • 五十肩
  • 肩を動かすと激痛が走る
  • 肩が動かしにくく服の脱ぎ着がツラい
  • 夜中に肩がうずく

 

しらひげ先生
こんにちは、しらひげです。
大阪市城東区 しらひげ鍼灸整骨院

 

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

 

肩がズキズキとうずいて、悪化すると寝返りをするだけで激痛が走り、熟睡できない五十肩。

 

痛みが強い時は、温めたらいいの?冷やしたらいいの?痛みはいつまで続くの?原因は?など、五十肩について、整体歴20年の私が分かりやすく解説しますので、是非、最後まで読んでください。

 

それでは、解説に入ります。

 

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五十肩とは?

 

五十肩とは、肩周辺の症状の総称で、医学的には「肩関節周囲炎」と言います。

 

つまり、さまざまな要因により肩に炎症ができて、症状を起こしているものを「五十肩」と言っています。

 

一般的に40〜50代に好発するために、四十肩・五十肩と呼ばれています。

 

四十肩と五十肩の違いは?

 

四十肩と五十肩の違いは特にありません。

 

五十肩が肩周辺の症状の総称のように、四十肩も周辺の症状の総称です。

 

あかり
20代だったら、二十肩?

 

しらひげ先生
間違えではないけど、二十肩とはあまり言わないね、20代でも四十肩・五十肩と言うよ。

 

あかり
そうなんだ。

四十肩・五十肩の症状チェック

 

四十肩・五十肩の特徴は、次の通りです。

 

  • 肩周辺に鈍い痛みがあり、腕の角度によって激痛が走る
  • 頭をかく動作で痛みが出る
  • 手を後ろに回す動きで痛い
  • 夜中にうずく
  • 寝返りすると腕の痛みで目が覚める
  • 腕が90°以上、上がらない
  • 服の脱ぎ着がツラい

 

上記の症状が2つ以上ある場合は、四十肩・五十肩の可能性が高いです。

 

四十肩・五十肩の原因は?

 

四十肩・五十肩は「肩関節周囲炎」と言われるように、痛みや症状を起こす原因は「炎症」です。

 

  • 筋・腱の劣化
  • 使い過ぎによる筋・腱の摩耗
  • 使い過ぎによる骨の変形
  • 使わないことでの可動域の減少
  • 姿勢・肩甲骨の動きの影響

 

それぞれ、解説しますね。

 

筋・腱の劣化

 

炎症を起こす原因の一つ目は、「筋・腱の劣化」です。

 

筋肉や腱は適度に使うことで、丈夫さを保つことができます。

 

しかし、運動不足肩を使うことが少ないと筋や腱が弱り、少しの負荷でも負担がかかりやすくなります。

 

すると、炎症を起こします。

 

また、使わないことで、血液やリンパの流れが悪くなり、肩周辺の筋や腱が栄養されない劣化し負担がかかりやすくなります。

 

使い過ぎによる筋・腱の摩耗

 

炎症を起こす原因の二つ目は、「使い過ぎによる摩耗」です。

 

例えば、仕事で重量物を持つ方は、繰り返しの負荷で負担がかかり、筋肉や腱が摩耗して炎症を起こしやすくなる。

 

また、「美容師さん」や「お花屋さん」などハサミを使う仕事では、ハサミを握るときに「上腕二頭筋」と言って、力こぶの筋肉に繰り返し負担がかかり上腕二頭筋の付け根である、肩で炎症を起こしやすくなります。

 

使い過ぎによる骨の変形

 

炎症を起こす原因の三つ目は、「使い過ぎによる骨の変形」です。

 

同じ動作の中でも一点に力が集中した状態でだと、骨に負担がかかり変形を起こす。

 

すると、骨に「棘(とげ)」ができて、筋肉を刺激すると炎症を起こします。

 

しらひげ先生
変形は肩に限らず膝・股関節・腰など、どこでも起こるよ。

使わないことでの可動域の減少

 

炎症を起こす原因の四つ目は、「使わないことでの可動域の低下」です。

 

身体は適度に使うことで、正常を保つことができます。

 

しかし、運動不足など、日常的に使わないと「サビた状態」になり可動域が減少する。

 

すると、サビた状態で大掃除や片付けなど、急に使う炎症を起こす原因になります。

 

姿勢・肩甲骨の動きの影響

 

炎症を起こす原因の五つ目は、「姿勢・肩甲骨の動きの影響です。」です。

 

肩の関節は、肩甲骨と連動して動きます。

 

肩甲骨は、背骨に連動して動きます。

 

つまり、肩関節、肩甲骨、背骨は連動して動いています。

 

例えば、「ねこ背」は、背骨の動きが悪くなります。

 

すると、肩甲骨の動きも悪くなり、肩関節の可動域の減少に繋がります。

 

すると、上記で解説した、肩の関節がサビた状態になり炎症を起こしやすくなります。

 

身体が連動して動くに関しては、ニンジャアナトミーの動画を参考にしてみて下さい。

 

▶︎関連動画:ニンジャアナトミーの動画

 

四十肩・五十肩の特徴

 

四十肩・五十肩の特徴は、次の通りです。

 

  • 夜間痛がある
  • 脊柱管狭窄症と合わせて発症しやすい

 

それぞれ、解説しますね。

 

夜間痛がある

 

五十肩の特徴一つ目は、「夜間痛」です。

 

夜中から朝方にかけて、「肩の痛み」や「うずき」が現れます。

 

ひどい時には、寝返りをするだけで激痛が走り、熟睡ができないこともあります。

 

あかり
どうして夜間痛が起きるの?

 

しらひげ先生
炎症期で炎症が強く痛みを感じやすかったり、関節内の圧の乱れによるとも言われるよ。

 

しらひげ先生
夜に熟睡できない日が続くのはツラいよね。

脊柱管狭窄症と合わせて発症しやすい

 

五十肩の特徴二つ目は、「脊柱管狭窄症と合わせて発症しやすい」です。

 

脊柱管狭窄症は背骨が硬くなりねこ背姿勢になるからです。

 

ねこ背姿勢で背骨のしなりがなくなり、背骨の柔軟性がなくなると脊柱管狭窄症になりやすくなります。

 

すると、上記で解説した「肩甲骨の動き」が悪くなり、五十肩になりやすくなります。

 

しらひげ先生
当院に脊柱管狭窄症で来られる方は、五十肩も合わせて、発症している方が多いです。

 

四十肩・五十肩をほっとくとどうなる?

 

五十肩をほっておくと、次のようなことになる可能性があります。

 

  • 痛みが軽減していく
  • 痛みが悪化する
  • 痛みは軽減するが、可動域は減少したまま

 

それぞれ、解説しますね。

 

痛みが軽減していく

 

五十肩をほっとくと、痛みが軽減していく可能性があります。

 

軽度の炎症で、五十肩の初期で、関節可動域の軽減も少なくい場合は、何も無かったかのように、回復することがあります。

 

痛みが悪化する

 

五十肩をほっとくと、痛みが悪化することがあります。

 

長年かけて、肩に炎症ができやすい状態が作られ、何らかの切っ掛けで炎症が起こり、五十肩と自覚するようになります。

 

肩の痛みが出したのが急でも、炎症を起こしやすい状態が長年かけて、作られているのでほっとくと段々と症状が悪化していきます。

 

日に日に症状が悪化したり、2週間ていど様子を見ても、痛みが軽減しないようであれば専門医を受診する方がいいでしょう。

 

痛みは軽減するが、可動域は減少したまま

 

五十肩をほっとくと、「痛みは軽減するが、可動域は減少したまま」になることがあります。

 

これは、炎症は治ったが関節の動きは、固まったままの状態です。

 

この場合、痛みは軽減しても炎症を作りやすい状態があるので、痛みを繰り返す可能性があります。

 

しらひげ先生
「痛み」と合わせて、「関節の動き」も回復の目安にするといいよね。

 

四十肩・五十肩でやってはいけないこと

 

五十肩でやってはいけないことは、次の通りです。

 

  • 強いマッサージ
  • 極度の安静
  • 温める

 

それぞれ、解説しますね。

 

強いマッサージ

 

五十肩でやってはいけないこと1つ目は、「強いマッサージ」です。

 

理由は、炎症が強くなるから。

 

上記で解説したように五十肩の原因は炎症です。

 

特に、強いマッサージーは、炎症が強くなり悪化する可能性があるので気をつけましょう。

 

しらひげ先生
もし、マッサージーをするなら、軽く「さする」程度にしておきましょう。

 

あかり
え、マッサージで筋肉をほぐせば、良くなるんじゃないの?

 

しらひげ先生
スポーツ後の筋疲労には、マッサージが効果的だけど、五十肩の原因は炎症だからね、

 

しらひげ先生
よく、「痛み」はマッサージで、筋肉をほぐせば、良くなるとされがちだけど、「気持ちいい」と「回復」は別モノ。

 

しらひげ先生
例えば、緩み過ぎてルーズになるとは考えないのか?

 

あかり
確かに。

 

しらひげ先生
例えば、「適度に緩む」と「ルーズ」の境目はどこ?感覚的なもの?

 

上記を踏まえると、取り敢えずマッサージで筋肉が緩めば、良くなる考えは。注意しないといけませんね。

 

 

極度の安静

 

五十肩でやってはいけないこと2つ目は、「極度の安静」です。

 

安静にし過ぎることで固まってしまうから。

 

五十肩は動かさないことで筋肉やじん帯が劣化したり、可動域が減少して炎症が起こりやすい状況ができて発症します。

 

なので、回復にも予防にも「動かすこと」が大切です。

 

あかり
じゃ、整骨院でストレッチを受けるといいのかな?
しらひげ先生
ちょっとまったー。

 

動かすに時のポイントは、「自分で動かす」こと。

 

人の手や機械で動かすと、過剰刺激になり悪化する可能性があります。

 

なので、動かすのは自分で動かすようにしましょう。

 

温める

 

五十肩でやってはいけないこと3つ目は、「温める」です。

 

温めると炎症が強くなり症状が悪化する可能性があるから。

 

よく「冷えると」と痛くなると言います。

 

確かに、冷えると痛みを感じるセンサーが敏感になるので、痛みを感じやすくなります。

 

しかし、五十肩の原因は炎症なので温めると逆効果です。

 

温めると、その時は気持ちいいかも知れませんが、炎症が強くなる可能性もあります。

 

なので、五十肩のときは、無理に温めないようにしましょう。

 

あかり
じゃ、どうしたらいいの?

 

しらひげ先生
冷却か、もしくは、何もしなくてもOK。

四十肩・五十肩の強い痛みはいつまで?

 

五十肩の強い痛みは、おおよそ10〜25日ほど続きます。

 

その後、徐々に強い痛みは治ってきますが、油断すると繰り返すこともあります。

 

また、痛みが治っても関節の可動域は減少したままで、固まっていることもあります。

 

四十肩・五十肩で痛い時はどうすればいい?

 

五十肩で痛みが強いときは、「安静」にして「冷却」をしましょう。

 

それぞれ、解説しますね。

 

四十肩・五十肩で痛い時は安静にする

 

五十肩で痛みが強いときは、「安静」にしましょう。

 

理由は、強い炎症が出ている時期だから。

 

上記で解説したように、五十肩の原因の一つに「運動不足」があります。

 

なので、改善するのは動かした方がいい

 

しかし、痛みが強く出ている時期は、無理に動かさないようにしましょう。

 

特に、「少し動かすと激痛が走る」、「どの方向に動かしても痛い」場合は安静にしましょう。

 

四十肩・五十肩で痛い時は冷却をする

 

五十肩で痛みが強いときは、「冷却」をしましょう。

 

冷却のやり方は、次の通り。

 

  • 氷・水・袋(氷のう)を用意する
  • 氷みずを作る
  • 肩に当てる(前、後、真ん中どこでもOK)
  • 20分ほど冷却したら休憩
  • 1時間ほど間隔を空けたら、冷却を繰り返す
  • 1日に4〜5回ほどする

 

冷却については、下記の記事や動画も参考にしてみて下さい。

 

▶︎関連記事:冷却のやり方、アイシングのやり方について解説

▶︎関連動画:【膝に水が溜まる】冷やし方

 

四十肩・五十肩を改善するストレッチ

 

五十肩を改善するストレッチは、下記の動画を参考にしてみて下さい。

 

▶︎関連動画:【肩甲骨ストレッチ】肩甲骨を動かそう

▶︎関連動画:肩こり改善体操(床泳ぎ)

▶︎関連動画:肩の凝り・肩甲骨まわりのストレッチ

 

しらひげ先生
ポイントは、「関節を動かすこと」を意識してみて下さい。

 

ズキズキと痛む【四十肩・五十肩】の原因や対処法を徹底解説(まとめ)

 

今回は、ズキズキと痛む四十肩・五十肩の原因や対処法について解説しました。

 

しらひげ先生
本記事の要約だよ。
●五十肩とは?
  • 肩周辺の炎症

●四十肩と五十肩の違い

  • 呼び方が違うが、同じもの

●炎症を起こす原因は、次の通りです。

  • 筋・腱の劣化
  • 使い過ぎによる筋・腱の摩耗
  • 使い過ぎによる骨の変形
  • 使わないことでの可動域の減少
  • 姿勢・肩甲骨の動きの影響

●四十肩・五十肩の特徴

  • 夜間痛がある
  • 脊柱管狭窄症と合わせて発症しやすい

●五十肩でやってはいけないこと

  • 強いマッサージ
  • 極度の安静
  • 温める

●痛みが強い時はどうしたらいい?

  • 安静
  • 冷却