股関節が痛いのだけれども温めた方がいい?冷やした方がいい?
冷やす方がいいね。
このページでは股関節が痛い時に温めた方がいい?冷やした方がいい?について解説していくね。
いきなりですがこの記事のまとめです。
まとめだけ読んで頂いてもOK。
ある程度、記事の内容が分かるようにしています。詳しく知りたい方は読み進めてくださいね。
✅このページのまとめ
- 股関節痛があるときは冷やす方がいい。それは痛みの原因は「炎症」だから。
- 炎症ができる原因は関節のレールがゆがんで摩擦で熱を持つ。
- 関節のレールがゆがむのは過去のケガや身体のゆがみ、日常生活でのクセなどによる
- 「冷えると痛い」というのは痛みを感じるセンサーが敏感になるから。しかし、冷却とは別。
- 温めると気持ちいいが「熱」で骨や軟骨が溶けて変形性をつくる原因になる。
股関節痛があるときは温める方がいい?冷やす方がいい?
結論は冷やす方がいいです。
理由は痛みの原因は炎症が起きているかです。
炎症なので冷やす方がいいですよね。
詳しく説明していきますね。
股関節痛の痛みの原因は?
股関節痛の痛み原因は?
股関節が痛くなる原因は「炎症」です。
これは股関節に限らず関節で出る痛みの原因は炎症です。
理由は軟骨には痛みを感じる神経が通っていないからです。
つまり、股関節が痛いのは「骨が当たっている」と思いがちですが、
そうではなく関節で炎症が起きているかです。
また、仮に骨当たって痛いのであれば常に痛いはずです。
しかし、痛いときもあれば、少し痛みが軽減しているときもありませんか?
もし、そうだとしたら骨の当たっている状態はどうでしょう?
当たったり、当たらなかったりしているでしょうか?
つまり、股関節が痛いのは「骨が当たっている」と思いがちですが、
そうではなく関節で炎症が起きているかです。
股関節に炎症が起きる原因は?
股関節に炎症ができる原因は関節の上手く動きていないからです。
理由は身体のゆがみ、過去のケガ、日常生活でのクセ、関節がサビついているなどにより、関節のレールが上手く動きていません。
関節のレールが上手く動かなと炎症が生じます。
例えば、引き戸のレールが何か物が当たったりゆがんだとします。
ゆがんだ状態で使っていると熱をもちますよね。
関節でも同じようなことがおきます。
股関節痛のときに冷やす、温めるのメリットとデメリット
股関節痛のときに冷やすメリットとデメリット
メリット:
- 炎症を止める
- 鎮痛効果
デメリット:
- 冬場はツライ
股関節痛のときに温めるすメリットよデメリット
メリット:
- 気持ちいい
- 鎮痛効果
デメリット
- 炎症を助長する
- 夏場はツライ
- 骨や軟骨が溶ける
- 熱で皮ふや筋肉の細胞の働きが悪くなる(皮ふが黒くなる)
なぜ、冷えると痛いのか?
クーラーなどで冷やすのとは少しちがうね
冷えると痛いのは痛みを感じるセンサーが敏感になるからです。
例えば、冷たい水で口をゆすぐと虫歯がしみますよね。
これをぬるま湯で口をゆすぐとしみないですよね。
しかし、どちらも虫歯の状態は変わりませんよね。
このように冷えると痛みを感じるセンサーが敏感になって、
痛みを感じやすくなっているだけで治る訳ではありません。
骨や軟骨が溶ける?について
骨や軟骨はたんぱく質でできています。
たんぱく質は熱に弱いです。
「卵」はたんぱく質の代表選手ですよね。
例えば、卵を温めるとどうなるでしょう?
はい。正解です。
「ゆで卵」になりますよね。
骨や軟骨でも同じように温めると熱で形が変わり「変形」となります。
シップで冷やすのはOK?
確かに貼るときは「ヒヤ〜」としますが、
一瞬で熱が取れているわけではありません。
シップの目的はシップ表面の薬を皮ふから浸透させるのがシップの目的で、
冷やすためのものではありません。
なので、冷たいシップを貼っても冷えているわけではないことは十分に理解しましょう。
いかがでしたか?
もし、股関節痛で温めるか冷やすかで迷っているなら「冷却」をしてくださいね。