- 股関節が痛くて歩くのがツラい
- 杖を付いて歩いてもいいのかな?
(大阪市城東区 しらひげ鍼灸整骨院)
今回は、こんなお悩みを解決していきます。
●結論:
股関節が痛くて、歩くのがツラくても、出来る限り「杖」は使わない方がいいでしょう。
理由は、杖を使うことで、3本脚で支える身体になり、身体のいろんなところに負担かかかるからです。
また、症状のある股関節に体重を乗せないことで、股関節が弱るからです。
もし、杖を使うなら期間を決めて使うのがいいでしょう。
ということで、今回は「股関節が痛くて」歩くのがツラい時は、「杖」を使ってもいい?について解説します。
当院に来られた患者さんも、当初は歩くのが大変で杖をついていたけど、今では杖を使わずに、歩かれている方もおられます。
なぜ、歩くのがツラいのに、「杖」を使わない方がいいのか、整体歴20年の私が、分かりやすく解説しますので、是非、最後まで読んでください。
それでは、解説に入ります。
▶︎股関節・腰痛専門:大阪市城東区しらひげ鍼灸整骨院
▶︎人気記事:歩くのがツラい【股関節痛】の「原因」から「ストレッチ」まで徹底解説
「股関節が痛くて」歩くのがツラい時は「杖」使わない方がいい理由
股関節が痛くて歩くのがツラくても、杖を使わない方がいい理由は、次の通りです。
●股関節が痛くて歩くのがツラくても、杖を使わない方がいい理由
- 3本脚になることで、身体本来の動きが損なわれる
- 股関節は体重を乗せて動かすことで回復する
それぞれ、解説しますね。
3本脚になることで、身体本来の動きが損なわれる
股関節が痛くて歩くのがツラくても、杖は使わない方がいいです。
例えば、歩くときに、「右手と左脚」、「左手と右脚」がセットになって動いて、同時に「背骨で捻り」が起きます。
杖を使うことで、手足、背骨の連動した動きは損なわれます。
すると、肩や背骨、腰などさまざまなところに、負担がかかります。
なので、股関節が痛くても出来る限り、杖は使わない方がいいです。
▶︎関連動画:股関節痛と杖について(持つ?持たない?)
股関節は体重を乗せて動かすことで回復する
股関節が痛くて歩くのがツラくても、杖は使わない方がいいです。
具体的には、関節は潤滑油が常に潤って、スムーズに動きます。
股関節の場合、体重が乗る、振り子で動かすことで、ポンプのような動きで、油が関節の中を巡っています。
そうして、動かすことで、リンパや組織液が動いて、鎮痛作用や細胞修復を行います。
なので、股関節が痛くて歩くのがツラくても、出来るだけ、杖を使わない方がいいでしょう。
股関節痛で杖を使うメリット
股関節痛いで杖を使うメリットは、次の通りです。
●股関節痛いで杖を使うメリット
- 痛みを回避できる(一時的に)
- 自力で動く
- 寝たきりにならない
股関節痛で杖を使うデメリット
股関節痛いで杖を使うデメリットは、次の通りです。
●股関節痛いで杖を使うデメリットは、次の通りです。
- 手放せなくなる
- 肩・肘・手首が痛くなる
- 猫背になる、背中に負担がかかる
- 脚の機能が低下する
杖はどんな時に使う?
杖を使うのは、次の場合です。
●杖を使う場合
- 骨折の初期で、足に負荷をかけてはいけない時
- 手術後の初期で、足に負荷をかけてはいけない時
- じん帯やアキレス腱の怪我で、足に負荷をかけてはいけない時
骨折や手術後など、細胞が修復するのに、脚に負荷をかけてはいけない時期に杖を使います。
股関節痛で杖を使う時の注意点
股関節痛で杖を使うときの注意点は、次の通りです。
●股関節痛で杖を使うときの注意点
- 期間を決める
- 転倒しない
- 正しく使う
- 動くことをやめない
それぞれ、解説しますね。
期間を決める
股関節が痛くて、杖を使う場合は、期間を決めましょう。
例えば、2週間、1ヶ月とかある程度の日にちで、区切るようにしましょう。
転倒しない
杖を使う場合は、転倒に注意しましょう。
杖の支える面積は「点」で小さいので、不安定です。
股関節の痛みをかばうがあまりに、杖に重心をかけすぎると転倒することがあります。
なので、転倒しないように気をつけましょう。
正しく使う
杖を使い時は、正しく使いましょう。
例えば、使う杖の種類、長さ、持つ手など、状態によって変わります。
専門医、理学療法士、専門店など詳しい人にアドバイスをもらって、正しく使うようにしましょう。
動くことをやめない
杖を使い時の注意点の最後は、動くことをやめないようにしましょう。
杖を使うことは、慣れないことなので、次第に動くのが億劫になります。
すると、筋肉や体力が落ちます。
すると、日常生活で動くことですが、しんどくなり、次第に動かなくなります。
なので、杖を使っても動くことをやめないようにしましょう。
「股関節が痛くて」歩くのがツラい時は「杖」を使ってもいい?(まとめ)
今回は、股関節が痛くて、歩くのがツラい時は、「杖」を使ってもいい?について解説しました。
●股関節が痛くて歩くのがツラくても、杖を使わない方がいい理由
- 3本脚になることで、身体本来の動きが損なわれる
- 股関節は体重を乗せて動かすことで回復する
●股関節痛いで杖を使うメリット
- 痛みを回避できる(一時的に)
- 自力で動く
- 寝たきりにならない
●股関節痛いで杖を使うデメリットは、次の通りです。
- 手放せなくなる
- 肩・肘・手首が痛くなる
- 猫背になる、背中に負担がかかる
- 脚の機能が低下する
●杖を使う場合
- 骨折の初期で、足に負荷をかけてはいけない時
- 手術後の初期で、足に負荷をかけてはいけない時
- じん帯やアキレス腱の怪我で、足に負荷をかけてはいけない時
●股関節痛で杖を使うときの注意点
- 期間を決める
- 転倒しない
- 正しく使う
- 動くことをやめない
▶︎股関節・腰痛専門:大阪市城東区しらひげ鍼灸整骨院