股関節痛

この膝の痛みは年のせい?膝関節痛の原因と対処法について解説

膝が痛のは体重が増えたからかな?

この膝が痛いのは年のせいかな?

膝が腫れて水が溜まっていないか心配だ。

 

膝関節は身体を支える関節であり、歩くときにも重要な役割をする関節です。

このページではそんな膝関節について解説していきます。

 

膝痛の原因について

骨盤の問題

膝が痛いので原因は膝だと思うかも知れませんが骨盤に根本原因があることもあります。

 

具体的には脚は動く時に骨盤から動き始めます。

 

動き始めの骨盤の関節のところで動きが悪かったり、レールがズレた状態だとそのひずみが股関節や膝関節にまで及びます。

 

なので、膝痛の原因は骨盤にあると同時に痛みが出ていないところに原因があることを覚えおくことも大切です。

 

足首の問題

過去に足首のケガや捻挫をしたことがあると足首の関節の動きが悪くなります。

 

すると、歩くときの脚の蹴り出しや着地時に足首が上手く使えていなくて、そのひずみが膝に影響して痛みを起こします。

 

膝の問題

過去に膝のねん挫や打撲で膝を傷めたことがあると膝の関節のレールがズレた状態になります。

 

その状態で長年、過ごしているとレールの噛み合わせが少しずつ悪くなり摩擦で炎症を起こし痛みを起こす原因になります。

 

よくある質問

体重が増えたから?

体重が増えると膝にかかる負担は大きくなるので体重の増加は関係ありますがそれだけでは無いはずです。

具体的には体重が増えて負担がかかるのは両膝のはずです。

体重が増えてさらに身体を支える体重バランスが崩れて片方の膝にかかる負担が大きくなっていることが原因になります。

 

加齢によるもの

加齢が原因というのもNOではないですが、

では、何才からが加齢になるのかというと不明ですよね。

なので加齢が原因というのは漠然とし過ぎていますよね。

長年、無理な体勢で使ってきた、あるいは使わなさ過ぎて関節がサビたと表現すると分かりやすいですね。

 

筋肉を付けた方がいい?

「歩くのに必要な筋肉」を付けるのがいいでしょう。

例えば、水中ウォーキングをした場合、水の中で動ける身体ですが、地上で動ける身体ではありません。

具体的には水の抵抗に対して動ける身体であって、地上の重力に対してバランスを取って動ける身体とは少し違います。

なので、膝が痛くて筋肉を付ける場合、「膝にいい筋トレ」よりも「ウォーキング」で筋肉を付ける方がいいでしょう。

 

サプリを飲んでもいい?

飲んでもOKです。

しかし、気を付けないといけないのはサプリは補助食品なので、「サプリを飲めば治る」と勘違いして他の運動や生活習慣の改善などはしない、と言うことにならないようにしましょう。

 

レントゲン検査では異常は無いと言われたけど痛い

レントゲン検査では骨の異常を見つける検査です。

レントゲン検査で異常がないのであれば「骨」以外が問題になります。

例えば、関節の炎症や筋肉の張りなどの原因が考えられます。

 

サポーターはした方がいいですか?

サポーターをして膝を動かさなかったり、膝に負荷をかけない状態を作ると痛みは軽減するでしょう。

しかし、同時に膝を使わないことで機能も低下します。

すると、痛みが軽減してサポーターを外すとまた痛くなってサポーターに頼る。

これを繰り返しているうちにサポーターが手放せない状態になります。

もし、サポーターを付ける場合は期限を決めて使う方がいいでしょう。

 

膝の関節について

大腿骨、脛骨、膝蓋骨で構成

膝の関節は太ものの骨の大腿骨(だいたいこつ)とすねの骨の脛骨(けいこつ)、膝蓋骨(しつがいこつ)で構成されています。

 

主な動きは脚の曲げ伸ばしの運動です。

 

正常な動きをするには正しく体重が乗る(負荷)ことが大切です。

 

膝関節の潤滑油

関節が滑らかに動くのは潤滑油が潤っているからです。

膝の場合、関節の内圧が整っていることが大切です。

 

関節の内圧が整うには、

  • 大腿骨と脛骨と膝蓋骨が上手く噛み合っている
  • 半月板が傷んでいない
  • 膝を覆う筋肉がしっかりとしている

が必要です。

 

これらのバランスが崩れて潤滑油がしっかりと出ない状態へとなると関節がサビついた状態になり

痛みを起こす原因になります。

 

膝が痛い時の対処法

冷却

膝は摩擦で「炎症」ができやすい場所です。

痛みがある場合やよく使ったあとは冷却をしましょう。

冷却の仕方:
1,氷と水を袋に入れて氷みずを作る
2,膝に当てる
3,左右、膝裏の3箇所(ローテーションでもOK)を冷やす
4,冷却の目安は15〜20分
5,繰り返しする場合は1時間ほど間隔を空ける
注意点としては氷を直接あてたり、凍った保冷剤を当てるの凍傷になる可能性があるので注意しましょう。

 

参考記事:冷却のお話し

 

 

 

歩く

痛いのに歩く?と思うかも知れませんが使わなさ過ぎて関節が動いていなくて痛みが出ている場合があります。

 

特にパンパンに腫れていないのであればゆっくりと歩いて動かしてみましょう。

 

目安は20〜30分。

 

もし、痛みが強くなるようであれば中止して下さい。

 

参考記事:ウォーキングの注意点

 

靴を変える

すり減った靴やクッション性の弱い靴は膝に負担がかかります。

靴底がすり減った靴、かかとがヨレヨレの靴、長く履いている靴は買い換えましょう。

 

おすすめはウォーキングシューズです。

ウォーキングシューズはクッション性に優れていて膝にかかる負担を軽減してくれます。

 

靴に関しては私が運営する別ページを参考にしてみて下さい。

参考記事:失敗しないウォーキングシューズの選び方と靴の寿命について

 

ひざのストレッチ

体重を乗せて曲げ伸ばし

膝に軽く負荷をかける感じで曲げ伸ばしをします。

 

スクワットのような動きですがスクワットではありません。

運動をするときのポイント:
・足の親指に体重が乗っている
・つま先は真っ直ぐ前を向いている(ガリ股❌)
・つま先と膝が同じ方向を向いている
・膝に軽く負荷がかかっている
・太ももを鍛える運動ではない

椅子からの立ち座り

体重を乗せて曲げ伸ばし運動と同じ要領です。

 

椅子からの立ち上がりの方が動きが大きくなるので無理のない範囲で行って下さい。

  • 椅子はやや低めの方がいい(動く椅子はひっくり返えるので❌)
  • 顔は正面(下を見ない)
  • ゆっくりと座る
  • 座った時の反動で立ち上がらない
  • ゆっくりの動き。早く動かない

 

股関節と連動して曲げ伸ばし

股関節、膝、足首の連動した動き。

 

実際に歩く時はこの連動した動きが重要になります。

  • 身体は正面
  • つま先は真っ直ぐ(ガリ股❌)
  • 足の親指に体重が乗っている
  • 膝とつま先が一直線になるように動かす

 

背骨をしなやかにするストレッチ

冒頭にあったように膝の痛みは腰が骨盤の動きと密接な関係です。

 

膝の症状を改善していくには膝のストレッチと合わせて腰・背骨の運動をしてくことが重要です。

 

腰・背骨のしなりが弱くなる>>骨盤の動きが悪くなる>>股関節の動きが悪くなる>>膝が悪くなる

 

となるので背骨をしなやかにすることも大切です。

 

参考記事:背骨をしなやかにする運動

 

水が溜まって状態とは?

膝の水とは?

膝の水は組織液と言われるもので膝を栄養したりするために膝が痛くない時でも一定数の水があります。

膝に水が溜まる原因

膝に炎症が生じたら炎症を止めるために組織液の量が増えます。

これが膝に水が溜まった状態です。

 

膝に水が溜まっている時の見分け方

  • 熱感がある
  • 反対の膝と比べて大きい
  • うずく
  • シワが無く皮膚が張っている
  • 膝のお皿の上方の外側を押すと痛い

 

膝に水が溜まった時の対処法

膝に水が溜まるのは膝に炎症があるので冷却しましょう。

やり方は上記と同じです。

 

半月板損傷について

半月板とは?

膝には半月板という軟骨組織があります。

 

半月板の役割は、

  • 膝の動きを滑らかにする
  • クッション、衝撃吸収
  • 内圧を保つ

などの役割があります。

 

半月板を損傷する原因

  • 膝関節のレールの歪みによる摩耗
  • 体重バランスの崩れによる負担大
  • 事故
  • スポーツでのケガ
  • 靭帯損傷に併発

 

半月板損傷の症状

  • 痛み
  • 腫れ
  • 可動域制限
  • ロッキング
  • 歩行困難

 

半月板損傷をした時の検査

レントゲン検査では写らないのでMRI検査が有効です。

 

過去に膝のケガや激しい運動をしていたり、膝に負担がかかる仕事をしていて、膝が痛くなったり、腫れが引かない場合は検査をうけましょう。

 

また、ロッキングなど膝が引っかかるような症状が続く場合も検査を受けた方がいいでしょう。

 

後回しにしない

膝はとても複雑な関節です。

特に半月板など中の正確な状態は画像検査でなければ分かりません。

 

しかし、検査を拒否される方がいます。

 

検査を受けて検査結果が出るまでの不安んな数日や結果を聞くドキドキは嫌なのは十分に分かります。

 

万が一「手術」とかでも言われると…。

 

って思いますよね。

 

しかし、膝関節の中の状態をしっかりと把握しないでその場しのぎにしておくと、

場合によっては処置が遅れることもあります。

 

嫌なことから逃げるリスクも十分に理解していきましょう。

まとめ

膝の関節は股関節と並んで身体を支える重要な関節です。

膝の関節の構造はとても複雑で傷めると回復させるのにも時間がかかります。

異常を感じたら放置せずに早めに処置をしましょう。

 

 

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