- 靴選びのポイントを知りたい。
- 長時間の歩行や立ち仕事でも疲れない靴が欲しい。
- 重たい靴は疲れる?
「重たい靴は疲れるから靴を買うなら軽い方がいい」と思っている人ももいるばず。
実は重たい靴が一概に疲れるワケではありません。なぜなら、靴の機能を高めて耐久性も兼ね備えているいい素材を使いしっかりと作られているから。
靴を選ぶときに「値段やデザイン」から「機能や素材」に意識を変えると疲れない靴を選ぶことができます。そこで、今回は靴選びのポイントを記事にまとめました。
⚫️本記事の内容
- 知らないと損する靴選びのポイント
- 疲れない靴の履き方を紹介
- 股関節に負担をかける靴の見分け方
疲れない靴はお出かけ以外にも、立ち仕事、旅行、ダイエットなど、さまざまな場面で活躍します。
私たちの生活で「歩く」ことは欠かせない動き。靴を選びで失敗しないように、分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んで下さい。
それでは、さっそく見ていきましょう。
重たい靴は疲れる?
重たい靴は疲れると思うかも知れませんが重たくても疲れない靴もあります。
重たくても疲れない靴は「ウォーキングシューズ」。
ウォーキングシューズはあれ程度の重たさがありあります。
それは、クッション性のいい素材を使ったり、しっかりとした造りになっているから。
しっかりとした造りにすることで歩行時のブレを防ぎ疲れにくくなります。
なので、ウォーキングシューズは重たさはあるが疲れにくい靴。
どうして足が疲れる?
足が疲れる理由は次の通り。
⚫️足が疲れる理由
- サイズが合っていない。
- グリップが効き過ぎ。
- クッション性が無い。
- かかとが柔らかい。
- 目的に合っていない。
グリップが効く過ぎる靴はブレーキをかけながら歩いているので疲れやすい。
また、かかとが柔らかい靴は動きやすいが歩行が不安定になるので長時間の歩行では疲れやすくなる。
運動靴の種類
運動靴の種類は次の通り。
●運動靴の種類
- ウォーキングシューズ
- ランニングシューズ
- タウンシューズ
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ウォーキングシューズ
ウォーキングの特徴は次の通り。
●ウォーキングシューズの特徴
- 歩くための靴
- ゴツい
- 重い
- 耐久性がある
- クッション性がいい
- やや高め(1万円〜)
- デザインがシンプル
一言にウォーキングシューズと言っても、種類が豊富でどれがいいのか分からないですよね。ウォーキングシューズを探している人の中にニューバランスが選択肢の中に入っている方もいるばず。 (function(b,c,f,g,a,d,e)[…]
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ランニングシューズ
ランニングシューズ特徴は次の通り。
●ランニングシューズの特徴
- 走るための靴
- 軽い
- 通気性がいい
- 伸縮性がある
- カラーバリエーションが豊富
タウンシューズ
タウンシューズの特徴は次の通り。
●タウンシューズの特徴
- 街履きの靴
- おしゃれ
- デザインが豊富
- 手頃な価格
- どこでも売っている
疲れない靴選びのポイント
靴を選ぶ時のポイントを見ていきましょう。
ウォーキングシューズを選ぶ
繰り返しになりますが、ウォーキングシューズはクッション性が良く、しっかりとした造りで疲れにくい設計になっています。
足の疲れを少なくするにはウォーキングシューズを選びましょう。
サイズ
サイズはビッタリサイズを選びましょう。
靴の購入前に先ずは自分の足のサイズを把握しましょう。
専門店に行けば簡単に計測してくれます。(写真はニューバランス大阪)
専門店で買う
靴を買うときはメーカー直営の専門店に行きましょう。
具体的には靴はメーカーによって特徴が異なります。また、商品ラインナップによっても特徴が違ってきます。
いろいろな靴の特徴をしっかりと把握するのはとても大変。
さまざまなメーカーを扱っている一般的な靴屋さんが悪いわけではありませんが、専門店の方が自社の靴のことをよく理解しているのでおすすめ。
靴下
靴を買うときは購入しようとしている靴を履く場面を想定した靴下を履いて行きましょう。
例えば、靴を購入したのが秋から冬への季節の変わり目だとします。購入したときは秋で薄目の靴下で靴のサイズを合わせたとします。
そして、靴を履く冬場は厚手の靴下を履くと靴が窮屈になることがあります。
なので、靴を購入するときは靴下も少し意識しておきましょう。
また、サイズが合っていなかったり、靴ひもをしかりと締めていないと、下記写真のようにかかとの部分が傷みやすくなります。
もし、いま履いている靴のかかとが傷んでいるなら、サイズが合っていない可能性があるのでサイズを見直してみましょう。
靴を買うなら午後
靴を買うなら午後に買いましょう。
具体的には朝から歩いてある程度、足を使って筋肉の張りや血流、リンパの流れなどがある午後が「本来の足のサイズ」になります。
左右試着する
靴を買う時は左右を試着するようにしましょう。
上記にもあるように、メーカーや商品ラインナップによっても靴の大きさが変わります。
左右の靴を履いて靴ひもを締めて、可能なら店内を少し動いたり、立ちしゃがみをしてみましょう。
重たさ
靴を選ぶ時は重たい靴を選ぶようにしましょう。
ある程度の重たさが足運びをサポートし前に進みやすく足が疲れにくくなります。
軽い靴は伸縮性があり動きやすいですが足元が不安定なので足が疲れやすくなる。
厚底や革靴の重たさは振子の原理で動きをサポートしてくれるが、靴の作りとしては足に負担がかかるので注意。
立ち仕事で夕方になると脚が疲れる。股関節や膝が痛くて歩くのがツラい。そんな方におすすめしたいのが「ニューバランス2002R」。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject[…]
かかとが硬い
靴を選ぶ時はかかとが硬くしっかりとした靴を選ぶようにしましょう。
かかとが硬いことで歩く時の足のブレを制御してくれます。
スポーツテーピングでは「ヒールロック」と言って、かかとをテーピングすることで足の動きを保ちつつ固定効果を出す方法があります。
このようにかかとがしっかりとしていると足が着地したときにしっかりと力が入り疲れにくくなります。
ウォーキングシューズのかかとは「踏んではくことができない」くらいしっかりとしています。
クッション性
靴を選ぶ時はクッション性のいい靴を選びましょう。
クッション性のいい靴を見分けるには靴底
靴底を見るポイントとしては靴を折り曲げたときに真ん中で折れる靴は靴底が柔らか過ぎ。
曲げたときに前1/3あたりで、曲がる靴がおすすめ。前1/3で曲がると歩くときの蹴りだしで力が入りやすくなります。
ひも靴
靴を買う時はひも靴を選ぶようにしましょう。
具体的には足の甲のところが覆われていない靴はスリッパを履いたときのようにすり足のような歩き方になります。すり足の状態で歩くと足は疲れやすくなります。
なので、足が疲れないためには足首まである靴を選ぶようにしましょう。
ひもが無い靴でも足首までスポッと入る靴であればOK。
その場合は靴の中に「遊び」が無いようにぴったりサイズを選ぶようにしましょう。
疲れない靴の履き方
靴を履くときは足にしっかりとフィットしていることが大切。
●靴の履き方手順
- 滑らない素材の靴下を履く
- 紐を一番上の穴まで通す
- かかとに遊びがないように履く
- 適度なフィット感があるところでひもをしめる
ウォーキング初心者におすすめの靴
おすすめはnewbalance。
ウォーキングシューズは歩くことを考えて作られた靴なのでどの靴でも歩きやすく足が疲れにくいはず。
特に、ミズノ、アシックス、ナイキ、ヨネックスなど、有名メーカーであればしっかりと作られているので問題ない。
あとは好み。
私のおすすめは「ニューバランス」。ニューバランスはもともと足が不自由な方に向けての矯正靴を作っていた会社。
つまり、足のことを考えた靴を作るところから歴史が始まっています。なので、今でも足のことをもの凄く考えられた靴を作っているのでおすすめ。
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こんな靴には注意(股関節痛)
股関節にトラブルがある方が注意した方がいい靴は次の通り。
●股関節症の人が注意した方がいい靴
- ペタッんこ靴
- ランニングシューズ
- 競技用シューズ
- ダイエット用の靴
- 登山靴
詳しく見ていきましょう。
ぺたんこ靴
ぺたんこ靴はクッション性が弱いので股関節にトラブルがある人は避けた方がいい。
例えば、股関節にトラブルがある方は歩く時の衝撃をうまく逃せず、衝撃が股関節で止まり負担がかかりやすい。
上記で紹介したウォーキングシューズであればクッション性がいいので歩くときの衝撃を緩和してくれるので負担が軽減される。
なので、股関節にトラブルがあるならぺたんこ靴は控える方がいいでしょう。
ランニングシューズ(軽い靴)
上記で解説したようにランニングシューズは走るための靴なので反発力に優れています。
ランニングシューズは「軽い」「履きやすい」とかで選びがちですが、股関節に負担がかかりやすいので注意。
競技用シューズ
競技用のシューズは競技に適するように作られています。
例えば、バトミントン、卓球、バレーバールなどの競技では、踏み込んだ時に滑らないようにグリップが効くように作られています。
つまり、「ブレーキ」をかけながら歩いているような状態。すると、これも股関節に負担がかかりやすくなるので注意しましょう。
特に競技用のシューズを新しく買い替えたときに、古い靴は外履き用として履く人もいます。
なので、股関節にトラブルがある方は注意しましょう。
ダイエット用の靴
ダイエットシューズとは靴底が「丸く」なっていて、歩行時のバランスが崩れるように設計されている靴。
確かにバランスを崩れるような設計だと、歩くだけでいろんな筋肉を使うのでダイエットになるでしょう。
しかし、股関節にトラブルがある場合、歩行が不安定になると股関節に負担がかかるので注意しましょう。
登山靴
登山靴もグリップがしっかりとしていて滑らないような設計になっています。
また、くるぶしのところまである、ミドルカット、ハイカットになると足首の動きを制限するのでウォーキングには向かない。
確かに、登山靴は値段が高くなり靴屋さんでも「とてもいい靴」として紹介されます。いい靴に間違いありません。しかし、「ウォーキングに向く」「股関節に負担を」かけないとは別になります。
それぞれの目的に応じた靴を選ぶようにしましょう。
疲れない靴の選び方:Q&A
靴選びでよくある質問にお答えしていきます。
インソールは買った方がいい?
ウォーキングシューズを買ったのなら買わなくていい。
なぜなら、ウォーキングシューズにはインソールが内蔵されているから。
もしインソールを買うなら柔らかめのソールを選ぶようにしましょう。
靴の寿命ってどれぐらい?
例えば、ウォーキングシューズなら50分程度のウォーキングを週に3〜4回したら寿命は10ヶ月ほど。
見た目が綺麗でもクッションは傷んでいるので変えた方がいい。もちろん靴底がすり減ったものは即、買い替えの対象。
靴を長持ちさせるコツ
靴を長持ちさせるコツは次の通り。
●靴を長持ちさせるコツ
- 2足買って交互に履く。
- 靴紐をしっかりと締める。
- 防水スプレーをふる。
疲れない靴の選び方(まとめ)
今回は疲れない靴の選び方について解説してきました。
- ウォーキングシュースを選ぶ。
- 専門店で午後に買うのがおすすめ。
- 日常で履く靴下でお店に行き左右を試し履きする。
- ジャストサイズを選ぶ。
- 靴紐は一番上まで絞める。
- 登山靴・ランニングシューズは日常履きには向かない。
- 特別なインソールなどは不要。
- よく履く靴なら寿命は1年ぐらい。
靴の選び方によって足にかかる負担は全く違います。
靴選びのポイントは一度、身につけると一生使えるので、ぜひやってみて下さい。