- 授乳をしていると腰からお尻が痛くなる。
- 産後から股関節が痛い
(大阪市城東区 しらひげ鍼灸整骨院)
今回は、こんなお悩みを解決していきます。
産後に骨盤を悪くする座り方は、次の通りです。
●産後に骨盤を悪くする座り方
- 横座り
- 立膝
- あぐら
- 脚を組む
- ペンギン座り
●産後の骨盤に負担をかけないための方法
- 円座を使う
- さらしを使う
- 骨盤を鍛える
といくことで、今回は産後に骨盤を悪くする、座り方について、解説します。
出産後、1.5〜2ヶ月は、骨盤がぐらぐらな状態ですが、育児は待ったなしで、はじまります。
産後は、オムツ交換、授乳、寝かしつけと、座ることが増えます。
知らず知らずのうちに、している座り方が、実は骨盤に負担をかけていることがあります。
そこで、今回は産後の座り方について、整体歴20年の私が、分かりやすく解説しますので、是非、最後まで読んでください。
それでは、解説に入ります。
▶︎人気記事:【産後】骨盤矯正は意味がない?どんな効果がある?(まとめ)
産後に骨盤を悪くする座り方
産後に骨盤を悪くする座り方は、次の通りです。
●産後に骨盤を悪くする座り方
- 横座り
- 立膝
- あぐら
- ペンギン座り
それぞれ、解説しますね。
横座り
授乳時に避けたい座り方の1つ目は、「横座り」です。
横座りをすることで、次の2つのデメリットがあります。
●横座りをすることで、起きるデメリット
- 体全体のゆがみを作る
- 股関節に斜めの動きが作られる
それぞれ、見ていきましょう。
体全体のゆがみを作る
横座りをすると、足先とは反対側に「骨盤は傾き」ます。
骨盤が傾いた状態だと、体は倒れてしまうので、バランスを取るために、背骨で傾きを作ります。
これが、産後の骨盤や、体の「ゆがみ」を作る原因です。
股関節に斜めの動きが作られる
横座りをする方の多くは、一定方向の座り方を繰り返します。
すると、体は一定方向の動きのレールが出来上がります。
特に股関節では、上を向きで寝て、膝を立てて、股関節を開閉した時に、動きに差が現れやすくなります。
これも、股関節を悪くする一因になります。
▶︎関連記事:【産後】は骨盤が「ゆがむ」と「ズレる」のどっちなんだろう?
立膝
授乳時に避けたい座り方の2つ目は、「立膝」です。
立膝は、オムツ交換、授乳時にやってしまう、座り方です。
立膝をすることで、「尾骨」が床に当たり、尾骨一点に体重がかかった状態の座り方なので、痛みを起こしやすくなります。
尾骨は手で触っても直ぐに、触れる場所で、周辺には肉が付いていないので、直ぐに当たります。
また、立膝でオムツ交換をすることで、猫背姿勢になり、首・肩・背中の筋肉に張りが起こりやすくなります。
あぐら
授乳時に避けたい座り方の3つ目は、「あぐら」です。
産後は、ホルモンの影響により、骨盤を支える周辺の、じん帯が弱っている状態に加えて、出産前の運動量が少なくて、筋肉やじん帯が弱いと、座った時に骨盤が不安定になり、痛めてしまいます。
運動量の目安は、人それぞれだけど、例えば、1日の歩数が6000歩以上、過去3年以上をクリアしている人は、筋肉や靭帯は丈夫でしょう。
脚を組む
授乳時に避けたい座り方の4つ目は、「脚を組む」です。
脚を組んで座ると、「骨盤の傾き」、「体の捻れ」を作ります。
脚を組んでの授乳は、「捻じれ」に「前屈み姿勢」が加わるので、腰や背中に物凄く負担がかかります。
若いうちは、背骨に柔軟性があるので、気付きにくいですが、習慣により、体に捻じれを作るので、気をつけましょう。
ペンギン座り
授乳時に避けたい座り方の5つ目は、「ペンギン座り」です。
ペンギン座りでは、股関節に「内向きのレール」を作ってしまいます。
特に、産後は、骨盤周辺の筋肉やじん帯が緩んでグラグラになっているので、股関節を痛める原因になります。
産後の骨盤に負担をかけないために
産後の骨盤に、負担をかけないための方法を3つ紹介します。
●産後の骨盤に負担をかけないための方法
- 円座を使う
- さらしを使う
- 骨盤を鍛える
それぞれ、紹介しますね。
円座を使う
産後の骨盤に負担をかけないための方法1つ目は、「円座を使う」です。
円座を使うことで、産後のグラグラになった骨盤を、サポートすることができます。
特に、尾骨で座る習慣がある方は、円座を使うことで、無理なく骨盤に負担をかけない、座り方ができます。
授乳、オムツ交換など、その都度、持ち運べるのも嬉しいポイントです。
円座について、さらに詳しく知りたい方は、【産後】腰痛におすすめ円座クッション3選(選ぶポイントも解説)の記事をご覧ください。
▶︎関連記事:体に負担をかけないおすすめグッズ
▶︎関連動画:骨盤に負担をかけない座り方
さらしを使う
産後の骨盤に負担をかけないための方法2つ目は、「さらしを使う」です。
さらしを使うことで、グラグラの骨盤を、サポートすることができます。
また、さらしを使うことで、自己骨盤矯正にもなります。
産後のさらしについて、さらに詳しく知りたい方は、【産後】太りを解消「さらしダイエット」のやり方を解説の記事をご覧下さい。
骨盤を鍛える
産後の骨盤に負担をかけないための方法3つ目は、「骨盤を鍛える」です。
▶︎関連動画:骨盤体操
【産後】に「骨盤」を悪くする「座り方」(まとめ)
今回は、産後に骨盤を悪くする座り方について解説しました。
●産後に骨盤を悪くする座り方
- 横座り
- 立膝
- あぐら
- 脚を組む
- ペンギン座り
●産後の骨盤に負担をかけないための方法
- 円座を使う
- さらしを使う
- 骨盤を鍛える
▶︎股関節・腰痛専門:大阪市城東区しらひげ鍼灸整骨院