- デスクワークで座っていると脚がビリビリとしびれてくる。
- 脚にしびれるが出る原因は?
- 脚が痺れる時はどんな座り方をしたらいいのだろう?
(大阪市城東区 しらひげ鍼灸整骨院)
- お尻で神経を圧迫している
- 腰骨の「ねじれ」や「傾き」で周辺の神経が刺激されている
- 腰の椎間板ヘルニア
が原因として考えられます。
どの原因も正しく座れていないことで、神経を刺激して、しびれを起こします。
なので、対処法は「環境に応じて正しく座る」ことが大切になります。
と、いうことで今回は、デスクワークで長く座ると、しびれが出るときの対処法について、解説していきます。
座っての体勢で出るしびれは、正しく座れば徐々に軽減してきますし、座り方を変えなければ、悪化ししたり、症状を繰り返すことになります。
20年以上の施術経験から、座って出る坐骨神経痛の対処法について、分かりやすく解説していきますので、是非、最後まで読んで下さい。
▶︎人気記事:ジリジリとしびれる【坐骨神経痛】の原因と特徴を解説
【デスクワークで坐骨神経痛】長く座ると脚がビリビリと「しびれる」原因は?
長く座っていると、脚がしびれてくる原因は、次の3つがあります。
●長く座っていると脚がしびれてくる原因
- お尻で神経を圧迫している
- 腰骨のねじれや傾きで周辺の神経が刺激されている
- 腰の椎間板ヘルニア
それぞれ、解説していきますね。
お尻で神経を圧迫している
お尻の筋肉が硬くなり、神経を圧迫すると、脚にしびれが現れます。
具体的には、座っている時に、左右どちらかのお尻に体重が載っていたり、椅子が硬かったり、脚を組むなど不良姿勢をすることで、お尻の筋肉が硬くなります。
すると、神経を圧迫し、脚に痺れが現れます。
腰骨のねじれや傾きで周辺の神経が刺激されている
腰骨のねじれや傾きが起きると、脚にしびれが現れます。
この場合も、脚を組んでいたり、猫背でパソコン作業をしたりする、不良姿勢により、腰骨にねじれや傾きが起こり、周辺神経を刺激し、脚にしびれが起こります。
腰の椎間板ヘルニア
腰の椎間板が飛び出て、神経を刺激すると、脚のしびれが現れます。
具体的には、腰で支える座り方をしていると、力が一点に集中し、ヘルニアを起こします。
坐骨神経痛でも、腰の椎間板ヘルニアでも、同じように脚のしびれが起こります。
▶︎関連記事:「坐骨神経痛」と「腰椎椎間板ヘルニア」の違いって?(見分ける4つのポイント)
【デスクワークで坐骨神経痛】長く座ると脚がビリビリと「しびれる」ときの対処法
長く座っていて、脚がビリビリする「しびれ」を改善するには、正しく座ることが大切です。
正しく座るコツは、次の4つです。
●正しく座るコツ
- 骨盤を立てる
- 胸を張ってアゴを引く
- 肩甲骨を寄せる
- 左右均等に体重を乗せる
それぞれ、解説しますね。
骨盤を立てる
脚のしびれの原因となる、腰骨の「ねじれ」や「傾き」を、作らないためには、骨盤を立てましょう。
骨盤を立てるには、「坐骨で座る」ようにしましょう。
坐骨は座った時に、左右のお尻の下にさわれる骨です。
骨盤を立てて座るには、坐骨で座るようにしましょう。
胸を張って、アゴを引く
正しく座るには、胸を張って、アゴを引いて座りましょう。
胸を張ってアゴを引くことで、「背骨のS字のカーブ」を、作ることができます。
骨盤が立って、背骨のS字のカーブがある姿勢は、座っているときの理想の姿勢です。
肩甲骨を寄せる
肩甲骨を寄せることで、胸が張りやすくなります。
デスクワークで座っている時に、猫背になるクセがある人は、肩甲骨を寄せるのを、意識するといいでしょう。
左右均等に体重を乗せる
座るときは、左右のお尻に均等に、体重を乗せましょう。
例えば、パソコンが正面でなかったり、肘掛けに肘を置く癖があったりすると、お尻に均等に体重は乗っていません。
偏って座ることで、バランスを取るために、背骨は捻れや傾きを作ります。
なので、正しく座るには、左右のお尻に、均等に体重を、乗せるようにしましょう。
▶︎関連記事:【超簡単】今すぐ出来る骨盤に負担をかけない正しい座り方
【デスクワークで坐骨神経痛】ビリビリと「しびれる」ときにやってはいけない座り方
しびれを起こさないためには、次のことに注意しましょう。
●しびれを起こさないための注意点
- 床座り
- 横すわり
- 乗り物
それぞれ、解説しますね。
床座り
床に座ると、骨盤が後ろに倒れ、腰が丸く曲がった、猫背の状態になります。
この状態が、習慣化すると猫背姿勢になり、坐骨神経痛の原因になるので気をつけましょう。
横座り
横座りをすると、身体が捻れます。
すると、腰骨のねじれや傾きを作る原因になります。
なので、しびれを起こさないためには、日頃から横座りをしないように、気をつけましょう。
乗り物
脚のしびれを起こさないようにするには、乗り物にも気をつけましょう。
具体的には、車、バイク、自転車などの乗り物は、細かい振動で骨盤が揺らされ、ぐらぐらになります。
例えば、バイクや自転車など、日常で使っていると、いつの間にか、ネジが緩んで、しまうことがあります。
骨盤も長期間、繰り返し、乗り物に載っていると、振動で骨盤が緩んでグラグラになり、骨盤が不安定になります。
すると、脚のしびれを起こす原因となります。
なので、脚のしびれを起こさないようにするには、乗り物に気をつけましょう。
【デスクワークで坐骨神経痛】長く座ると脚がビリビリと「しびれる」ときは靴にも注意
長く座ると、ビリビリとしびれがある時は、靴にも注意しましょう。
ほとんど人は日常生活で、何かしら脚を使って、動きます。
なので、「靴に問題がある」と、身体の歪みやクセを助長するので、注意しましょう。
靴を見るときのポイントは、次の3つです。
●靴を見るときのポイント
- 靴底はすり減っている
- 靴底が硬い
- 靴がヨレヨレ
それぞれ、解説していきますね。
靴底がすり減っている
靴は消耗品です。
見た目はキレイでも、靴底がすり減っているものは、買い換えるか、修理に出しましょう。
すり減った靴を履いているだけで、身体に歪みができます。
その状態で長時間、歩いたり日常を過ごすことで、身体はさらなるゆがみを、作っていきます。
なので、靴底がすり減っているなら、買い替えましょう。
靴底が硬い
いわゆるビジネスシューズです。
靴底が硬いと、クッション性が弱いので、身体への負担が大きくなります。
すると、「足首、膝、股関節」に痛みを起こしやすくなります。
その痛みをかばって、「ゆがみ」を作ります。
なので、靴底が硬い場合は、注意しましょう。
▶︎参考記事:失敗しない変形性股関節症の方のインソールの選び方
靴がヨレヨレ
長年、履いている靴は履き慣れていて、履きやすかも知れませんが、ヨレヨレになっている靴は、買い換えましょう。
具体的には、「かかと部分」が、破れたり、踏んで折れていると歩行時に、身体のブレが起こり、歪みやクセを助長します。
なので、「かかと」のところが、破れたり、踏んで折れているような場合は、買い換えるようにしましょう。
▶︎参考記事:歩行を楽する靴選び方
まとめ
今回は、「デスクワークで坐骨神経痛」長く座ると、脚がビリビリと「しびれる」ときの対処法について、解説してきました。
●長く座ると脚がビリビリと「しびれる」原因は?
- お尻で神経を圧迫している
- 腰骨のねじれや傾きで周辺の神経が刺激されている
- 腰の椎間板ヘルニア
●長く座ると脚がビリビリと「しびれる」ときの対処法
- 骨盤を立てる
- 胸を張ってアゴを引く
- 肩甲骨を寄せる
- 左右均等に体重を乗せる
●ビリビリと「しびれる」ときにやってはいけない座り方
- 床座り
- 横すわり
- 乗り物
●長く座ると脚がビリビリと「しびれる」ときは靴にも注意
- 靴底はすり減っている
- 靴底が硬い
- 靴がヨレヨレ
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