- 坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアって何が違うの?
- 坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いを見分けるポイントは?
- ヘルニアって手術をしないといけない?
(大阪市城東区 しらひげ鍼灸整骨院)
今回は、こんなお悩みを解決していきます。
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアは、どちらとも脚に「シビレ」や「痛み」の症状が現れます。
正確には、MRIの精密検査をして、腰骨や椎間板の状態を、確認しないといけない、と言うことを前置きにします。
●坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いを見分ける4つのポイント
- ポイント1:しびれや痛みの感じ方
- ポイント2:年齢
- ポイント3:寝て脚を上げる
- ポイント4:楽になる姿勢
ということで、今回は坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いについて、解説していきます。
ある日、突然、「脚にしびれ」が現れると、これは「腰のヘルニア」かな?ヘルニアって、手術をしないといけないのかな?
と心配になりますよね。
そんな時の不安が、少しでも減るように、整体歴20年の私が、分かりやすく解説していきますので、是非、最後まで読んでください。
それでは、解説に入ります。
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坐骨神経痛とヘルニアの違い1:しびれや痛みの感じ方
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアでは、しびれや痛みの感じ方に、違いがあります。
具体的には、坐骨神経痛では、痛みや痺れが、不定期に現れるのに対して、腰椎間板ヘルニアでは、常に痛みや痺れがあります。
特に、腰椎間板ヘルニアでは、座っているときも、寝ている時も、常に症状があります。
常に痛みや痺れがある場合は、腰椎間板ヘルニアを疑って見ましょう。
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いを見分けるポイント2:年齢
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアを、見分けるポイントに、年齢があります。
具体的には、椎間板というのは、ゼリーのように「ぷにゅぷにゅ」しています。これば、水分が潤っているからです。
しかし、年齢が過ぎると、身体の水分が減少し、椎間板はゼリーから、高野豆腐のように、カチカチになっていきます。
高野豆腐のように、カチカチの状態では、椎間板が飛び出ることは少なくなります。
つまり、腰椎間板ヘルニアは若い世代に多いということです。
私の経験上、10〜30代はヘルニアを、起こしやすい傾向があります。
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いを見分けるポイント3:寝て脚を上げる
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアを、見分けるポイントに、寝て脚を上げる方法があります。
これは、MRIなどの機会を使わずに、外から見分ける検査方法として、病院内でも行われます。
やり方:
- 仰向けに寝る。
- 症状がある方の脚を、膝を伸ばしたまま上げる。
- 角度は70°ほどで症状が強くなればヘルニアを疑う
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いを見分けるポイント4:楽になる姿勢
坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアを、見分けるポイントに、楽になる姿勢があります。
座っていると楽、歩くと痺れが出てくる、少し休むんだり前屈みになると楽になる。
この場合は、坐骨神経痛でも、腰椎間板ヘルニアでも無く、脊柱管狭窄症の可能性があります。
脊柱管狭窄症は、60歳以降に多い傾向です。
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いって?見分けるポイントの補足
ここまで、読んで頂いていかがでしたか?
今の症状が、坐骨神経痛なのか、腰椎間板ヘルニアなのか少しは、見分けがつきましたか?
補足になりますが、ここでの解説は、自己判断するものではなく、あくまで、専門医にかかるまでの不安を、少しでも軽減していただければと思って、書いています。
なので、症状があるのであれば、早めに医療機関を受診して下さい。
坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアの違いって?(見分ける4つのポイント)まとめ
今回は、坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いって?見分ける4つのポイントについて、解説してきました。
●坐骨神経痛と腰椎間板ヘルニアの違いを見分ける4つのポイント
- ポイント1:しびれや痛みの感じ方
- ポイント2:年齢
- ポイント3:寝て脚を上げる
- ポイント4:楽になる姿勢
▶︎股関節・腰痛専門:大阪市城東区しらひげ鍼灸整骨院