原因は何なのだろう?
自分で出来る対策を知りたい。
このページでは寝ると痛い股関節と対処法について解説していくね。
✅本記事の内容
- どうして寝ると股関節が痛くなる?日常生活の繰り返しのの動作で関節が固まっていると上向きで寝ると股関節が痛くなる。
- 寝ると痛い股関節が痛い時の3つの対処法。膝の後ろにタオルなどを入れて身体が伸びないようにしよう。
- 日常生活では体操などで身体を動かすようにしよう。おすすめの3つの運動を紹介。
どうして股関節が寝ると痛くなる?
寝る時に股関節が痛くなる。
その中でも、上向きに寝ると股関節が痛くなる人は大きく3タイプに分かれます。
- 股関節が伸びない
- 腰が伸びない
- 猫背
それぞれ詳しく解説していきますね。
股関節が伸びない
このタイプの人はデスクワーク、座っての仕事をしている人が多いです。
長時間、繰り返し、長年、座っていることで、
股関節が曲がった状態で関節が硬くなっています。
また、ハイヒールや厚底靴など歩幅が出ない靴を長く履いている人もなりやすい傾向があります。
この股関節が伸びない状態で上向きで寝ると、
股関節を無理に伸ばそうとします。
すると、股関節が引っ張らた状態になり痛みを起こします。
腰が伸びない
介護士さんや保育士さん、清掃、工場など、
前かがみで作業をされる方に多いタイプです。
仕事中の中腰姿勢で腰骨が固まってしまいます。
腰骨が曲がった状態では日常生活で動くのにバランスが取れないので、
骨盤を後ろに倒してバランスを取ります。
すると、上向きで寝た時に腰が伸びないので、
股関節が必要以上に伸ばされ痛みを感じます。
猫背
猫背の人は頭の位置が正しい姿勢より前にある状態なので、
歩くときは前体重になっています。
前体重になると歩くときに太ももの筋肉を必要以上に使います。
すると、太ももの筋肉が硬くなります。
特に脚の付け根の前あたりは、
太ももの筋肉の付着部になり上向きで寝ると、
硬くなった太ももの筋肉が伸ばされ、
付着部になる太ももの前あたりに痛みを生じます。
股関節が痛い時の対処法1:寝方
膝下にタオルを入れる
膝の下にバスタオルを入れることで、
股関節が曲がった状態を保つことができます。
膝の下に入れるのはバスタオル、クッション、枕など、
軽く膝が曲がるような状態であればOKです。
寝返りをすると痛い場合
寝返りをすると痛くて夜中に何度も目が覚める方は腰のところにも、
バスタオル、クッション、枕などを入れて寝返りができないようにしましょう。
本来、寝ている時は一晩で30回ほどの寝返りをするのですが、
痛みで熟睡できないのであれば、
睡眠の質を優先して寝返りをしないようにする方がいいでしょう。
寝返りを強制的にしないのも身体には良くないので、
期間を決めおく方がいいでしょう。
股関節が痛い時の対処法2:マットレスの見直し
どのタイプでも身体が伸びると痛みが出るので、
マットレスは低反発などにするといいでしょう。
本来、マットレスは少し硬めの方がしっかりと寝返りができでいいのですが、
股関節が背骨の関節が固まって伸びない状態になっているので、
低反発の曲がった状態をキープできるマットレスの方がいいでしょう。
関連記事:なぜ、寝過ぎると腰痛になるのか?その原因と3つの対策法について解説
股関節が痛い時の対処法3:寝る前にストレッチをする
寝る前にストレッチをすることで硬くなった関節に動きがでるので、
軽度の人であれば寝転がった時の痛みは改善していくでしょう。
おすすめは「背骨をしなやかにする運動」です。
この運動は朝イチ腰痛にもおすすめの運動なので、
背骨、腰骨、股関節を連動して動かくことができる運動です。
股関節が痛いくて眠れない人が日常生活で気をつけること
どのタイプでも長時間、繰り返し、長年により、
関節や筋肉が硬くなっている状態です。
特に股関節を後ろに伸ばす動き、
腰を反る動きの運動をするといいでしょう。
ここではおすすめの運動3つを紹介します。
ラジオ体操
ラジオ体操は定番ですね。
身体全体をまんべんなく使うように設計されていて、
股関節も腰も伸ばす運動があるのでおすすめです。
背骨をしなやかにする運動
背骨、腰骨、股関節を連動して動かくことができる運動なのでおすすめです。
5分もあればできるので、
朝晩の定番の運動として生活ルーティーンに組み込むみましょう。
ウォーキング
ウォーキングをする時は、
靴ひもを上までしっかりとしめて、腕を振るようにしましょう。
靴ひもを上までしめると足首の返りがでて歩幅が広がります。
すると股関節の後ろの可動域が広がります。
また、腕を振ることで背骨の動きがでます。
猫背、姿勢を改善したい方は必須です。
まとめ
寝る時に股関節が痛いのは股関節や腰、猫背など関節が曲がった状態で、
硬く固まっているのを上向きで寝ると固まった関節が伸ばされるからです。
これらは急に固まるのではなく長時間、繰り返し、長年と、
時間をかけて出来上がっています。
対処法としては膝の後ろにバスタオルを入れたり、
低反発マットレスをつかって上向きで寝ても身体が伸びない状態を作りましょう。
合わせて体操やウォーキングなどで固まった関節の動きを取り戻すことも大切です。