【重要】冷却のやり方、アイシングのやり方について解説

  • 2020年9月30日
  • 2021年9月16日
  • その他
  • どうして冷却をする?
  • 冷却のやり方を知りたい。
  • 冷却するのは冷えピタでもいい?

 

今回は、こんなお悩みを解説していきます。

 

人の身体は、熱を作りやすく、熱が抜けにくい作りになっています。

 

熱が蓄積すると、炎症となり痛みが起きやすくなります。

 

こので、このページでは、なぜ冷却するのか?どうやって冷却をするのか?冷却に関するQAなど、冷却について解説していきます。

 

腰痛や股関節痛など、関節の症状を改善していく上で、「冷却」は重要です。

 

冷却を習慣化することで、今の症状を改善するだけでなく、再発防止、セルフケアなどさまざまな場面で、役に立ちます。

 

今日から、すぐに実践できるように、整体歴20年の私が分かりやすく解説していきますので、是非、最後まで読んでください。

 

それでは、解説に入ります。

▶︎人気記事:【動画まとめ】股関節痛を自力で改善する運動や考え方を動画で解説

 

 

冷却する理由は次の3つです。

 

  • 人の身体は熱を作っている
  • 熱がこもると炎症になる
  • 炎症を抑えるには冷却が一番

 

それぞれ、解説していきますね。

 

人の身体は熱を作っている

 

人の身体は、熱を作っています。

 

理由は、常に動いているからです。

 

具体的には、動きて筋肉が動いたり、食事をして内臓が動いたり、考えて頭を使ったり、心臓を動かして血液を循環させたりして、身体は常に動いています。

 

すると、「熱」が発生します。

 

身体は常に熱を作りだす代わりに、呼吸、排便、汗などで、作り出した熱を、「放熱」する仕組みもあります。

ただ、人の身体は、放熱する機能よりも、熱を作り出す機能の方が、圧倒的に多いです。

 

熱がこもる炎症となる

 

放熱する機能が少ないのに、たくさん熱を作り出すと、炎症」になります。

 

例えば、たくさん食べると、胃腸に炎症(胃炎)を起こします。たくさん考えると、頭に炎症(知恵熱)を起こします。たくさん歩くと、膝や足首に炎症(腫れる)を起こします。

 

しらひげ先生

炎症は、病気の元ですよね。

 

その他にも、肺炎、気管支炎、胃炎、結膜炎、口内炎、膀胱炎、うつ熱、歯周炎、関節炎、踵骨炎など…

 

あかり
本当だ。たくさんある。

 

あかり
どうして熱がこもるの?
では、どうして熱がこもりやすいのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
熱がこもりやすい原因は次の4つです。
  • 放熱機能が弱い
  • たくさん使う
  • 関節のレールがズレている
  • 関節がサビている

 

それぞれ、解説していきますね。

原因1:放熱機能が弱い

身体にある放熱機能は、「呼吸、排便、汗をかく」と非常に少ないです。

 

呼吸が浅かったり、便秘ぎみだったりすると、さらに放熱機能は弱くなります。

 

原因2:たくさん使う

車のオーバーヒートと、同じですね。

 

たくさん使う使い方続けると、熱が大量に発生して、炎症を起こします。

 

考え過ぎて起きる、「知恵熱」なども、同じですね。

 

原因3:関節のレールがズレている

関節の炎症で言うと、「レールがズレている」のも炎症を起こす原因になります。

 

例えば、引き戸を思い浮かべて、みてください。

 

レールがズレた状態で、繰り返し使うと、「摩擦熱」を起こして「熱」を持ちますよね。

 

そして、熱によって形が、ゆがんだりもしますよね。

 

原因4:関節がサビている

関節の炎症で言うと、「関節がサビている」のも炎症を起こす原因になります。

 

例えば、自転車を思い浮かべて、みてください。

 

サビた状態で、自転車をこぐと、チェーンは熱くなって壊れますよね。

 

炎症を抑えるには冷却が一番

 

身体が熱を作り過ぎて、こもった熱を抑えるには、冷却が効果的です。

 

パソコンやスマホは扇風機などで、冷却しますが、人間は「氷みず」が効果的です。

 

理由は、人の身体の60%は水分なので、同じ液体の「氷みず」で冷却すると、効果的です。

 

 

あかり
確かに熱っぽいと、身体の調子は、良くないわね。
しらひげ先生
「のぼぜ」や「湯あたり」も、熱の症状だよね。

 

冷却のやり方、アイシングのやり方

 

しらひげ先生
冷却の大切さは、分かって頂けたでしょうか?
次は、実際の冷却のやり方を解説していきますね。

 

氷の準備

  1. 氷を入れる袋を用意する。(氷のう、ジップロック、ビニール袋など)
  2. 袋に氷を入れる
  3. 袋に水を入れる。水は少量でOK(氷の表面が濡れる程度)

 

冷却の場所

 

どのような症状であっても、「骨盤」は必ず冷却しましょう。

 

理由は、身体の土台であり、動きのはじまりの部分になるからです。

 

場所は、腰のやや下側です。

 

仙骨といわれる部分で、腰とお尻の中間あたりに、なります。

 

 

これに加えて、症状がある患部も冷却してOK。

 

  • 股関節:付け根あたり
  • 膝:左右と後ろの3方向から(真上は膝蓋骨があるので冷えにくい)
  • 足首:左右せで挟む
  • 首:背中側で下を向いて出っ張るところを中心
  • 肩、肘:左右に挟む
  • 手首:上下に挟む

 

足首や手首を捻挫した時は、バケツに氷みずを入れて、足や手を突っ込むのもOK。

 

よくある質問

 

しらひげ先生
冷却をする習慣ってあまりないので、色々な疑問があると思います。
次は、冷却に関する疑問に答えていきますね。

 

Q1:どうして氷みずなのですか?

 

氷みずは2〜4°の温度を、安定的に保つことが、出来るからです。

 

例えば、ビールを冷やすのに、「冷凍庫に入れる」のと、「氷みずに付ける」のとでは、どちらが早く冷えるでしょう?

 

しらひげ先生
そうです。

 

氷みずのほうです。

 

液体のどうしの方が、熱交換が早いからです。

 

Q2いつ冷却しますか?

 

ウオーキング運動など、使った直後がいいです。

 

野球のピッチャーでも、試合で登板した後は、直ぐに冷却していますよね。

 

もし、できなければ、一日の終わりなど、決めて行うのもOKです。

 

ウオーキングしない日でも、一日に1回冷却するのが、おすすめです。

 

Q3:どれぐらい冷却しますか?

 

目安は20分です。

 

続けて行うな場合は、1時間ほど間隔をあけて、行ってください。

 

腫れや炎症が強い場合は、1日に4〜5回ほど、行ってください。

 

Q4:直接ですか?

 

はい。

 

氷のうを、患部に直接あてます。

 

苦手な方は、ハンカチガーゼなどを、一枚挟んでもOK。

 

挟む布が分厚いと、冷却効果が弱いので、注意してください。

 

Q5:冷え性ですが大丈夫ですか?

 

ご自身のお身体と相談して、無理のない範囲で、行ってください。

 

局所の冷却なので、急激な体温低下が、起きるわけではありません。

 

Q6:アイスノン・保冷剤でもいいですか?

 

アイスノン・保冷剤は便利ですが、冷蔵庫に入れたジェル状態だと、直ぐに温度が上がるので、冷却効果が弱いです。

 

冷凍庫に入れた、カチカチ状態だと、凍傷になる可能性があります。

 

Q7:シップでもいいですか?

 

シップは、お薬を皮膚から、浸透させて、鎮痛効果を得ています。

 

貼った瞬間は、冷んやりとしますが、冷却の効果はありません。

 

Q8:冷えピタでもいいですか?

 

冷えピタは、冷たいというリラックス効果であって、炎症の熱が取れる訳ではありません。

 

逆に貼ることで、上から蓋をする感じで、熱が逃げにくくなります。

 

もし、貼るなら1時間ていどの、リラックス効果に、しておきましょう。

 

Q9:冷却はお風呂の前がいいですか?後がいいですか?

 

どちらでも、大丈夫です。

 

お風呂の場合、42°以上で、15分以上の入浴をすると、身体に熱がこもるので、注意しましょう。

 

Q10:冬場でも冷却しますか?

 

冬場でも、身体に熱はこもるので、冷却は行います。

 

お風呂の後や、毛布をかけたりと、工夫してみてください。

 

Q11:カイロは貼ってもいいですか?

 

鎮痛を目的とする場合、温めても、冷やしてもどちらでも、鎮痛効果が、期待できます。

 

しかし、温めると熱を加えるので、炎症が強くなる可能性があります。

 

また、熱を加えて続けると、皮膚や細胞の働きが悪くなったり、骨や軟骨が溶けて、変形を作る原因にもなります。

 

おすすめ氷嚢

 

 

 

 

 

冷却のやり方、アイシングのやり方について解説(まとめ)

 

今回は、冷却のやり方、アイシングのやり方について解説してきました。

 

しらひげ先生
本記事の要約だよ。

 

●なぜ冷却する?

  • 人の身体は熱を作っている
  • 熱がこもると炎症となる
  • 熱がこもるのは使い過ぎ
  • 炎症を抑えるには冷却が一番

●冷却のやり方

  • 氷のうに氷と水を入れて氷みずを作る
  • 腰とお尻の中間あたりの仙骨部分を冷却する
  • 氷のうを直接あてる
  • 時間の目安は20分程度
  • シップ、アイスノン、保冷剤は使わない

 

次は、下記の「症状改善ステップ2:正しい座り方」にお進みください。

 

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