歩けない、あぐらがかけない!産後の股関節痛(脚の付け根)について解説

あかり
出産してから股関節が痛い。
そのうち治ると思って放置していたけど一向に良くならない。
どうしたらいい?
やっぱり産後の骨盤矯正ってした方がいいのかしら?
しらひげ先生
出産は骨盤にとても負担がかかります。
股関節痛は産後のトラブルに多い症状だよ。
このページで産後の股関節痛について解説していくね。

 

 

✅この記事で解決できるお悩み

  • 産後に歩けないぐらいの股関節痛が起きる原因がわかる。
  • 産後にあぐらがしにくくなる原因がわかる。
  • 産後の股関節が痛くなったときの対処法
  • 産後の骨盤矯正を受けるときのポイント

 

産後に歩けないぐらいの股関節痛が起きる原因

産後に歩けないほどの股関節痛が起きるのは原因はこのようなものがあります。

  • ホルモンの影響により骨盤がグラグラ
  • 出産時の骨盤への負担
  • 妊娠中の骨盤への負担とレールのズレ
  • 座り方

 

しらひげ先生
それぞれ解説していきますね。

ホルモンの影響により骨盤がグラグラ

妊娠中は子供が大きくなるにつれて骨盤が開かないといけません。

 

通常の骨盤はじん帯によって保護されていますが、

妊娠中はホルモンの影響によって骨盤を保護しているじん帯がゆるむようになっています。

 

また、出産時は産道を広げるためにさらに骨盤がゆるゆるの状態になります。

 

 

しらひげ先生
私が息子の出産に立ち会った時、陣痛が強くなるにつれて腰が痛くなるので、妻が「骨盤を押さえて」というので、
押さえた瞬間とても驚きました!

私は仕事で毎日たくさんの方の骨盤に触れているのですが押して動いたりしません。

だからこそ立ち合いの時はビックリしました。

 

このように妊娠中、出産時はホルモンの影響により骨盤がグラグラな状態なのですが、

このホルモンの影響は産後も2〜3カ月は続き徐々に落ち着いていきます。

 

つまり骨盤がグラグラな状態なので股関節も不安定になり痛みが起きやすくなります。

 

出産時の骨盤への負担

出産時は分娩台で股関節を開いた状態になります。

 

陣痛が強くなって分娩室に入って分娩台に乗ってから、

初産婦では約2時間、経産婦では約1時間かかります。

 

この間、骨盤はグラグラな状態で股関節は開いた状態を続けることで、

股関節には相当負担がかかります。

 

また、出産時に子供を出すために上からお腹を押すことで、

骨盤の開きが大きくなり産後の股関節痛や恥骨痛の原因になります。

(上から押さえるのは子供の安全を考えると仕方ないことです。お母さんは本当にすごいですよね。)

 

あかり
そう言われると、日常生活で長い時間、脚を開いていることって無いよね。

 

妊娠中の骨盤への負担とレールのズレ

妊娠中は自分の身体にプラスして約2㎏を骨盤に乗せて過ごします。

いま一度、1ℓのペットボトル2本をお腹に巻きつけて動いてみて下さい。

 

とても大変ですよね。

 

この状態で5ヶ月とか過ごすと、

相当、骨盤に負担がかかりますよね。

 

また、お腹が大きくなるにつれて脚ががに股になったり、

しゃがむのも大きく股関節を開いて過ごすようになります。

 

すると、股関節の脚を動かすレールは、

外向きのレールが出来上がります。

 

このように妊娠中の骨盤への負担や股関節の外向きのレールをつくることが、

産後の股関節痛をつくる原因になります。

 

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座り方

産後ホルモンの影響や出産で負担をかけた骨盤の状態で、

横坐りやペンギン座りをすることで股関節を痛めてしまいます。

 

オムツは交換は正座、授乳は椅子に座って骨盤を立てた状態するのがおすすめです。

 

とは言え、夜中に泣いたら、わざわざ椅子まで移動するのは面倒かも知れませんが、

子育てはまだまだ始まったばかりです。

 

 

あかり
はじめての子育てで必死で自分のことは後回しにしてる
しらひげ先生
長い目でみて、ご自身の身体にも目を向けてあげましょう。

 

どうして産後にあぐらができなくなる?

  • 骨格が歪む
  • 関節の動きが悪くなる
  • 今までしゃがむ動作が少なかった

 

しらひげ先生
それぞれ解説していきますね。

骨格が歪む

妊娠、出産により骨盤や股関節がグラグラな状態になります。

すると、股関節は本来の動きができなくなります。

 

また、本来の関節の動きができないことで周辺の筋肉も硬くなり股関節が開きにくくなります。

その結果、あぐらで座るのがツラくなります。

 

関節の動きが悪くなる

関節は動かすことで正常な働きを保ちます。

 

具体的には新品の自転車を全く乗らずに、

手入れせずに倉庫に置いておくとサビますよね?

 

身体も同じで使うことでいい状態が保つことができます。

 

妊娠すると活動が減る方が多く、すると股関節の動きが悪くなります。

 

また、動いている方でもお腹が大きいことですり足になったり、

しっかりと動かせていなかったりします。

 

このようにして股関節の動きが悪くなることがあぐらがしにくくなる原因になります。

 

今までしゃがむ動作が少なかった

現在は生活様式が椅子生活になりしゃがむことが少なくなってきました。

  • 床座で生活→ソファー
  • 和式トイレ→様式トイレ
  • 床で寝る→ベッド

 

このように日常生活でしゃがんだり、股関節を深く曲げることが少なっている状態でもともと股関節が硬くなっている人が多いです。

 

あかり
ホントだ。いつのまにかしゃがむのが減っている

 

産後の歩けないほどの股関節痛が起きたときの対処法

骨盤を安定させる。おすすめはさらし

ここまで読んで頂いた方はお分かりだと思いますが、

産後の股関節のトラブルのカギは「骨盤」です。

産後の骨盤ケアにはコルセットや腹巻タイプのものなどいろいろとありますがイチ押しは「さらし」です。

 

 

メリット:

骨盤ベルト:簡単に着けられる。安定感がある。

腹巻タイプ:とにかく着け外しが簡単。かさばらない。

さらし  :通気性がいい。ほどよくホールドして自家盤矯正してくれる。

 

デメリット:

骨盤ベルト:骨盤や腰骨の動きをなくしてしまう。ムレる。

腹巻タイプ:安定感が弱い。

さらし  :巻くのに手間がかかる

 

あかり
妊娠中の「戌の日」にさらしを巻いたのでいいの?
しらひげ先生
はい。そのさらしでOK。
Amazonやベビー用品店にあるので是非、巻いてみてね。

 

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骨盤の冷却

骨盤や股関節など関節を「氷みず」で冷却しましょう。

 

特に痛くて歩けないときや歩いた後に痛みがある場合は、

炎症が起きている可能性があるのでしっかりと冷却しましょう。

 

また、痛みがなくても出産でダメージを受けているので出来る限り冷却しましょう。

 

やり方:

  • 氷のう、もしくはビニール袋を用意する
  • 氷と少量の水を入れる
  • 骨盤や恥骨に当てる。
  • 20分ほど冷却したら、1時間ほど間隔をあけて繰り返し冷却をする
  • 1日に4〜5回おこなう

 

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セルフケアのおすすめはウォーキング

産後に限らず骨盤のセルフケアにおすすめはウオーキングです。

骨盤は歩行で動かすことで整いますし、引き締まります。

 

かかとから…腰を振って…とか難しいことは置いておいて、

ゆっくりでいいので歩いて動かすことが大切です。

 

 

あかり
え!痛いのに歩くの?

 

しらひげ先生
はい。動かした方が調子が良くなることが多いですよ。

 

理由は動きていなから痛みが出やすい状態になってからです。

もちろん、痛みが強い場合は無理はできませんけどね。

 

ウォーキングをする場合、できればさらしを巻いてウオーキングシューズを履いて歩けばれ最高です。

ウエストの引き締まりというお釣りがついてくるかもですね。

 

産後の骨盤矯正した方がいい?

こんな施術は注意

巷では骨盤矯正の看板をよく見かけますが、

ここまで読んで頂いた方は産後の骨盤の状態を十分に理解していると思います。

 

 

しらひげ先生
そうです。

 

産後の骨盤はグラグラなので繊細に扱わなければいけません。

 

なのでバキバキとするような骨盤矯正や、

ストレッチで伸ばすような骨盤矯正も注意しないといけません。

 

また、骨盤の高さが違う、脚の長さが違うという表現も注意しないといけません。

 

 

しらひげ先生
なぜ?

 

それは高さ、長さの基準が無いからです。

具体的には「右の骨盤が高い」と言われたとします。

 

しかし、実際には「左の骨盤が下がっている」のかも知れません。

多くは基準なくその先生の見た感じで言っていることが多いです。

 

 

しらひげ先生
もちろん基準ありきで説明をしてくれるところはOKです。

 

産後の骨盤矯正はいつからした方がいい?

産後の骨盤矯正をするとしたら出産後3ヶ月頃を目安にしましょう。

 

出産後すぐは骨盤が傷んでいるので骨盤を休める方がいいですよね。

 

またホルモンの影響もあり落ち着きはじめる2〜3カ月後を目安にしましょう。

 

骨盤のセルフケア

産後の骨盤矯正はするよりも自分でセルフケアするのが本来だと思います。

あくまで私たちの施術は手助けです。

 

人それぞれが持つ回復力を最大限に高めるサポートが整体や鍼灸の役目です。

 

なので、骨盤矯正をしてもらいに行くよりも、

自分で自家骨盤矯正をするサポートを受けに施術にいかれるのがいいでしょう。

 



まとめ

産後のトラブルが起きる原因はホルモンの影響や産前産後の骨盤へのダメージ、日常生活での座り方などが原因となる。

もしトラブルが起きた時はさらしと冷却がおすすめで、骨盤ケアにはウオーキングがおすすめです。

 

産後の骨盤矯正はするよりも自分でセルフケアをするのが本来で施術はサポート的な使い方をしましょう。

骨盤矯正をするなら出産後3ヶ月頃を目安にしましょう。

子育てに家事と産後はとてもハードだと思いますが、自分の身体にも目を向けて見てください。

 

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